日本の交響楽団・定期演奏会プログラム(2019年1月)
2019年最初の定期、オーソドックスな序曲→協奏曲→交響曲的なプログラムが多いのが特徴でしょうか。 その中ではニューイヤー・コンサート・スタイルの金沢と広島に登場するシュトイデの活躍が目立ちます。 あとは世界初演・日本初演の邦人作品を取り上...
2019年最初の定期、オーソドックスな序曲→協奏曲→交響曲的なプログラムが多いのが特徴でしょうか。 その中ではニューイヤー・コンサート・スタイルの金沢と広島に登場するシュトイデの活躍が目立ちます。 あとは世界初演・日本初演の邦人作品を取り上...
12月は第9一色に染まる月。第9を定期演奏会で取り上げるケースは今日では稀ですから、12月に定期演奏会を実施するのは今年の場合10団体に過ぎません。 広島交響楽団が暮も押し詰まった29日に定期を行うのは、7月にキャンセルされた演奏会を復活上...
11月定期で大活躍する指揮者が二人。一人は鈴木秀美で、山形で天地創造、金沢ではメンデルゾーン他のプログラムを振ります。金沢の曲目は先月、読響を指揮したものとほぼ同じ内容。あのメンデルスゾーンは良かったなぁ~、金沢の皆さんも聴き逃さないように...
10月のオーケストラ界の話題は、マーラーの交響曲第8番、いわゆる千人の交響曲でしょう。以下に紹介する定期では名フィルの第461回定期だけですが、小泉和裕を中心とする歌手陣の多くは先月、九州交響楽団定期でも取り上げて大きな話題になったばかり。...
東京都響の861回定期は、本来ならオリヴァー・ナッセンが指揮する予定でした。しかし7月8日にナッセンが亡くなったため、指揮者と曲目の一部が変更になったもの。13日に開幕した今年のプロムスでも、オープニング・コンサートではナッセンの死を悼んで...
8月の予定を紹介する前に、先月の変更事項から。 7月7日に開催予定だった広島交響楽団の定期演奏会は、西日本豪雨により中止となり、同じ内容で12月29日に代替公演として開催されることになりました。詳細については広響のホームページをご覧ください...
7月はそろそろ夏休み、というオーケストラもありますが、昔に比べれば7月定期は普通に行われるようになってきました。 この暑い季節に目立つのが、声楽を伴う作品を取り上げる団体が多いことでしょうか。曰く東響のエルガー、東京シティのブラームスとブル...
6月も、5月ほど大曲ではないにせよ、日本初演となる作品が複数聴けるのが楽しみ。こうしてレパートリーが広がっていくのは音楽界全体にとって好ましいことと思います。 日本オーケストラ連盟には最も新しく参加した東京ニューシティ管が、今月から練馬定期...
5月のプログラムで注目されるのは、日本初演が3曲もあること。東響のツィンマーマン、都響のコリリアーノ、そして日フィルのストラヴィンスキーです。全て聴きます、というファンの方も結構多いのじゃないでしょうか。バッティングする心配はありませんから...
新年度の4月、札響、オーケストラ・アンサンブル金沢、大フィルが新体制でスタートすると思いますが、金沢は4月定期はありません。 相変わらずブルックナーの長大な交響曲が人気で、今月は第5(小泉)、第6(上岡・下野)、第8(尾高)、第9(ノット)...
3月は多くのオーケストラのシーズン最後となりますが、今年の場合はこの3月で首席指揮者を降板する井上道義のOEKと大フィルが注目。両オケのサイズに合わせてハイドン、ショスタコーヴィチで締める辺りはミッチーの面目躍如でしょう。 タン・ドゥンが自...
商売の世界では2・8は商いにならないことが多いのですが、オーケストラの世界では必ずしも当てはまらないようで、定期がお休みなのは6団体に留まります。その6つも定期以外の公演はビッシリ詰まっていますから、例月同様に様々なプログラムが楽しめそうで...
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