日本の交響楽団・定期演奏会プログラム(2018年1月)
2018年が明けましたが、オーケストラの世界では新年度は4月か9月。特に1月だからと言って特別に変わったプログラムである必要はありませんが、それでも新日フィル、OEKは新年プロを並べました。 早々とアニヴァーサリー作曲家を祝うオーケストラは...
2018年が明けましたが、オーケストラの世界では新年度は4月か9月。特に1月だからと言って特別に変わったプログラムである必要はありませんが、それでも新日フィル、OEKは新年プロを並べました。 早々とアニヴァーサリー作曲家を祝うオーケストラは...
毎年のことですが、12月は8月と並んで定期演奏会はお休みというオーケストラが多い月。今年も日本オーケストラ連盟に正会員として加盟している25のオーケストラの内、14の団体で定期演奏会がお休みです。 定期を開催する11の団体では、第9ではなく...
11月も、各オーケストラとも興味深いプログラムが並びました。順序良く並べるより、面白そうな演目を北から箇条書き風に取り上げて置きましょうか。 ・山形と群馬でニーノ・ロータの協奏曲作品が取り上げられる。 ・仙台と大阪でモーツァルトの三大交響曲...
10月に入る前に、9月のプログラムに変更・訂正が入りました。名古屋フィルハーモニー交響楽団の9月定期に指揮者として予定されていたマーティン・ブラビンスは近親者の病気により来日出来ず、指揮者が井上道義に変更されました。 これに伴って世界初演を...
9月は、日本オーケストラ連盟に所属する正会員25団体が全て定期演奏会を開催するのがトピックでしょう。特に東京圏のオケにとっては半年ほど改修工事中だったサントリーホールがリニューアル・オープンするので、演奏家はもちろん一般の聴き手も新鮮な気持...
去年は8月にも定期演奏会がズラリと並んでいましたが、今年はいつものペースに戻っているようです。 即ち8月でも定期を行うのは3団体。札幌は夏が涼しいという印象があるからでしょうが、最近は梅雨もあったり、時には本州を上回るほどの猛暑もある札幌で...
珍しくブルックナーとマーラーがゼロだった先月でしたが、7月は見事に「復活」しました。東響と東フィルの復活競演が聴き所でしょうが、地味な所ではモーツァルト序曲集が揃う7月でもあります。 シューマンの第2交響曲が何種類も聴けそうで、中にはマーラ...
私感ですが、6月と11月は最もクラシック・コンサートが盛んな時期だと思っています。聴き手にとっても忙しい季節。その6月、定期演奏会がないのは大阪の1団体だけ。 取り上げる作品もヴァラエティーに富んでいて、珍しくも重なるものは下野が仙台と東京...
偶然とは言え、5月はブルックナー月間とも呼べる賑わい。3番が2種類(新日とシティ)、5番に至っては3種(東響、読響、京響)もバッティング。更に兵庫で6番、神奈フィルは8番を取り上げます。 いくらなんでもやり過ぎじゃないか!! 中ではシャルク...
4月は多くのオーケストラが新シーズンを迎えます。中には新体制がスタートする団体も。 やはり注目は都響のジョン・アダムス2曲でしょうか。他では札幌と東京で惑星がダブったり、群馬と兵庫でウォルフが得意のエルガーを披露したり、名古屋の珍しい協奏曲...
3月は多くのオーケストラがシーズン・ファイナルを迎えます。早々と前シーズンを終えて新シーズンに備えているオケもいくつか(N響、東響、読響など)ありますが、前体制の総決算という団体も。 中でも広響は秋山和慶の音楽監督としての最後の定期というこ...
2月のプログラムは、東京圏で異変があります。東京のプロ・オケ9団体の内7団体がサントリーホールで定期公演を開催していますが、そのサントリーホールが2月第1週から9月第1週までのほぼ7か月間改修工事に入ります。 これに伴い、サントリーホール「...
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