日本の交響楽団・定期演奏会プログラム(2016年1月)
今年最初のプロ・オケ定期プログラム紹介です。今年は去年のシベリウスのような目立ったアニヴァーサリー作曲家もいないことから、比較的オーソドックスなプログラムが目立つようですね。 1月で面白いのは、1番に拘った山形、2番の群馬と兵庫、3番を並べ...
今年最初のプロ・オケ定期プログラム紹介です。今年は去年のシベリウスのような目立ったアニヴァーサリー作曲家もいないことから、比較的オーソドックスなプログラムが目立つようですね。 1月で面白いのは、1番に拘った山形、2番の群馬と兵庫、3番を並べ...
12月のプログラムに入る前に、気が付いた11月の変更を一点。 N響の第1822回は、メナハム・プレスラーが病気のため来日せず、ゲルハルト・オピッツが代演。曲目もモーツァルトのピアノ協奏曲第24番に変更されました。 ということで12月。例年の...
11月の各オケの定期、極めてオーソドックスなプログラムを組む団体と、かなり意欲的な選曲で臨むオケとの二極分化になっているようです。 オーソドックス組では、先月に引き続きモーツァルトのピアノ協奏曲が人気で、3曲4種類の演奏が聴けます。奇観と言...
官公庁や学校の様に4月を年度初めとしているオーケストラは、10月から後期に入ります。スケジュールの関係でしょう、札響が月2回の定期となるのが珍しい所。 どの団体も比較的オーソドックスなプログラムを組んでいるようですネ。東フィル第871回でソ...
今年の夏、首都圏は前半が猛暑、後半は冷夏という変な気候でしたが、それも漸く終わって9月。また新たな気持ちで演奏会に出掛けましょう。 ということで9月ですが、オペラの演奏会形式上演が目立つのが特徴。青ひげ公の城、蝶々夫人から、果てはトリスタン...
今年の8月に定期演奏会を開くのは、以下の4団体。8月は毎年このスタイルでプログラムを紹介して行きます。今年は夏男(?)現田茂夫氏の活躍が目立ちますね。何故かドヴォルザークも人気。 《2015年8月》 山形交響楽団 第247回 8月29日 山...
7月の話題は、やはり改装成ったキタラで新首席指揮者ポンマーが始動する札響でしょうか。ボスとしてのお目見えがメンデルスゾーンの「讃歌」というのも耳新しく感じられます。 他では今回が100回記念定期となる東京ニュー・シティー管。準会員の頃から継...
6月のプログラムに入る前に、前回と前々回の変更を記しておきます。 先ず2015年4月、東京フィルハーモニー交響楽団の第862回と863回は、共にミハイル・プレトニョフの来日が不能になったためキャンセルとなりました。どちらもペール・ギュントの...
5月定期で目立つのは、4月にもペール・ギュント全曲を取り上げた東フィルが今月もトゥーランドット全曲と大作を並べているのと、ドヴォルザークの晩年の交響詩を一気に全曲演奏する大阪交響楽団でしょうか。 今月もシベリウス、ニールセンのアニヴァーサリ...
多くのオーケストラが4月に新年度をスタートさせます。新体制で臨む団体もあり、毎年のことながらフレッシュな演奏が期待されそう。 東京シティ・フィルは新シェフ高関の指揮でスメタナの我が祖国、都響は大野が大曲で勝負。東フィルのプレトニョフも珍しい...
3月はほとんどのオーケストラがシーズン末で、翌月から新体制がスタートする団体もいくつかあるようです。その意味では区切りの月に当たります。 特に札幌交響楽団は長年続いた尾高体制に終止符を打ち、来期からはマックス・ポンマーが首席指揮者に就任。こ...
以前は音楽の世界にも「ニッパチ」という習慣がありましたが、昨今は寒い最中でも定期演奏会を開催するオーケストラがほとんど。いや寧ろ寒い時期こそクラシック音楽でゆっくり、暖かくというのが人情でしょう。 コンサート会場は適度に暖房が効いているし、...
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