日本の交響楽団・定期演奏会プログラム(2013年1月)
新年を迎えて1月からブルックナーとマーラーが並ぶのには閉口します。特にマーラーの第5交響曲で3団体が競演するのは驚きですな。 東フィルが「春の祭典」を取り上げますが、今年が同曲の初演から100年という記念の年を意識してのことでしょうか。選ば...
新年を迎えて1月からブルックナーとマーラーが並ぶのには閉口します。特にマーラーの第5交響曲で3団体が競演するのは驚きですな。 東フィルが「春の祭典」を取り上げますが、今年が同曲の初演から100年という記念の年を意識してのことでしょうか。選ば...
11月とは打って変わって、12月の定期演奏会が無い、というオーケストラがかなりあります。序に1月も無いというオケも多いので、タイピングする方としては大いに助かる年末年始ではあります。 フルシャという指揮者が都響と大フィルとで同じバルトークを...
11月の定期演奏会が無い、というオーケストラは日本オーケストラ連盟正会員25団体では一つもありません。こういうことは案外珍しいのではないでしょうか。 何と言ってもセントラル愛知響のプログラムがユニーク。黛作品の世界初演なんて何? と思ってし...
《2012年10月》 札幌交響楽団 第553回 10月12・13日 札幌コンサートホールKitara 指揮/広上淳一 独奏/廣狩亮 ベルリオーズ/交響曲「イタリアのハロルド」 R.シュトラウス/交響的幻想曲「イタリアから」 仙...
一向に暑さは収まりませんが、暦はやっと9月になりました。各地のオーケストラの後期、または新シーズンを迎えます。 ***** 《2012年9月》 札幌交響楽団 第552回 9月14・15日 札幌コンサートホールKitara 指...
8月は毎年の恒例で、定期演奏会を開催するオーケストラだけを取り上げます。 その前に、7月に予定されていた演奏会の変更がありましたので記録しておきます。東京フィルハーモニー交響楽団の第820回定期。指揮者のクリスチャン・バスケスは、近親の重病...
7月の話題は東北の2団体、仙台フィルと山形響の合同演奏でしょう。19日に山形、20日に仙台で同じプログラムが披露されますが、定期演奏会として演奏されるのは山形だけです。 その他では日本フィルが「日本フィル・シリーズ」作品の再演を一気に4曲纏...
6月定期は比較的ジックリと落ち着いたプログラムが多いように感じます。5月は日本初演が多かったのに比べて、所謂名曲が目立つのも特徴でしょうか。 ブラームスの交響曲、シュトラウスの交響詩、バルトークの管弦楽のための協奏曲などがメインに並びます。...
5月は日本初演の演目が多いのが特徴でしょう。山響の西村(世界初演でもあります)、N響のドビュッシー=マシューズ、新日のエスケシュ、東フィルのショハット、読響のライマン、広響のゴーテなど。 他に初演とは明記されていないものの、演奏自体が稀なも...
今月から新シーズンを迎えるオーケストラがほとんど。名フィル、大フィルは新体制でのスタートです。 曲目で珍しいのはスクリャービンでしょうか。有名な「法悦の詩」ではないのも面白いところ。珍しいものではN響のティペット、金沢のヒンデミット、新日の...
ほとんどのオーケストラが3月で一区切りとなり、新しいシーズンを迎えることになります。今月は重なる曲目も少ないようで、どのオケも夫々の個性で堅実な活動のように見受けられますね。 ***** 《2012年3月》 札幌交響楽団 第54...
2月のプログラムを紹介する前に、先月の変更から。 大阪フィル第454回定期は予定していたゲルハルト・ボッセが体調不良のため大植英次に変更、後半の曲目もメンデルスゾーン/第3交響曲からベートーヴェン/第3交響曲に替りました。 その大阪フィル、...
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