3月1日・初蝶

今日、やっとのことで、と言っても例年よりはかなり早いのだけれど、蝶の飛ぶ姿を目撃しました。四谷の土手、キタテハ。予想通りですね。いつも見る場所です。

今年は暖かいと思うのですが、越冬している蝶の成虫が目覚めるのは気温だけではないと思います。日差しの強さとか太陽の当たる角度などを綜合的に判断するのではないでしょうか。
昆虫が活動できるのは気温が15度を超えてから、と俗に言いますが、今日は北風もあるし、そこまで温度は上昇していないでしょう。それでも件のキタテハは活発に飛んでいました。

これで私も一区切り付きました。風邪も雲散霧消したようだから現金なもの。わが身の単純さに呆れます。
啓蟄は6日ですか?

そう思って辺りを見ると、僅かながら土筆も背丈を伸ばしています。花粉症の人たちには申し訳ないけれど、“春が来た!”。

次の目標は、ツマキチョウです。意外なことに、赤坂御用地周辺には毎年かなりの数のツマキが発生していて、近年の楽しみです。特に最初に孵る♂の美しいオレンジの羽先と唐草模様の裏面は魅力的ですね。
昔は高尾山に行かなければ見ることが出来なかったけれど、最近は23区でも普通に見つかります。単純に自然が回復したというのは楽観し過ぎ。複雑な事情があるのでしょう。

え~と、去年ツマキを見たのは、ッと。4月6日に6~7♂とあります。あとひと月だ。

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