オヒシバとメヒシバ
前回のエノコログサに続いてイネ科の植物です。都会の道端に極めて普通に見られるのがオヒシバとメヒシバ。
例えば家を出て5分も歩けば、どちらも必ず目に入るはず。特に花期の夏から秋にかけては。今が盛りと言ってよいほど、そこら中に蔓延っています。
名前の通り、見た感じが「男」を連想させるのが「雄日芝」で、対照的に「女」の感じに見えるのが「雌日芝」。どうやら「日」の字は、夏の強い陽射しの下でも盛んに繁茂するから、ということのようです。
場所にもよるでしょうが、拙宅の近所ではメヒシバが断然優勢。それでもオヒシバも普通にありますし、両種が仲良く並んで咲いている場所もたくさんありますね。
オヒシバ、メヒシバと言っても、同じイネ科ながら属は全く異なります。
オヒシバはオヒシバ属。対してメヒシバはメヒシバ属。なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんな。
オヒシバは学名が Eleusine indica 、エレウシネ・インディカ。エレウシネとは、古代ギリシャの地名(Eleusis)に由来する、と考えられているそうです。種名は「インドの」の意。
一方、メヒシバは Digitaria adscendens 、ディギタリア・アドスケンデンス。
種名は「斜め上に」という意味。属名のディギタリアに関する解説を見たことはありませんが、恐らく digit (指)と関係があると思います。
枝分かれしている様子が、いかにも掌から指が生えている姿に似ているじゃありませんか。
図鑑によると、メヒシバはオヒシバと違って様々な種類があり、道端に普通なものでもコメヒシバ(小雌日芝)、アキメヒシバ(秋雌日芝)などがある由。
見分け方も書いてありますが、素人にはチョッと難しいので、個人的には全て「メヒシバ」で通しちゃいましょう。
要するに小振りなのが「小」で、花期が秋にずれ込むのが「秋」。それで良さそうな気がします。
広辞苑を見ていたら、オヒシバの漢名は「牛筋草」とか。これには笑ってしまいましたよ。
例えば家を出て5分も歩けば、どちらも必ず目に入るはず。特に花期の夏から秋にかけては。今が盛りと言ってよいほど、そこら中に蔓延っています。
名前の通り、見た感じが「男」を連想させるのが「雄日芝」で、対照的に「女」の感じに見えるのが「雌日芝」。どうやら「日」の字は、夏の強い陽射しの下でも盛んに繁茂するから、ということのようです。
場所にもよるでしょうが、拙宅の近所ではメヒシバが断然優勢。それでもオヒシバも普通にありますし、両種が仲良く並んで咲いている場所もたくさんありますね。
オヒシバ、メヒシバと言っても、同じイネ科ながら属は全く異なります。
オヒシバはオヒシバ属。対してメヒシバはメヒシバ属。なんのこっちゃ、と思われるかもしれませんな。
オヒシバは学名が Eleusine indica 、エレウシネ・インディカ。エレウシネとは、古代ギリシャの地名(Eleusis)に由来する、と考えられているそうです。種名は「インドの」の意。
一方、メヒシバは Digitaria adscendens 、ディギタリア・アドスケンデンス。
種名は「斜め上に」という意味。属名のディギタリアに関する解説を見たことはありませんが、恐らく digit (指)と関係があると思います。
枝分かれしている様子が、いかにも掌から指が生えている姿に似ているじゃありませんか。
図鑑によると、メヒシバはオヒシバと違って様々な種類があり、道端に普通なものでもコメヒシバ(小雌日芝)、アキメヒシバ(秋雌日芝)などがある由。
見分け方も書いてありますが、素人にはチョッと難しいので、個人的には全て「メヒシバ」で通しちゃいましょう。
要するに小振りなのが「小」で、花期が秋にずれ込むのが「秋」。それで良さそうな気がします。
広辞苑を見ていたら、オヒシバの漢名は「牛筋草」とか。これには笑ってしまいましたよ。
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