ガガイモにキタテハ
自然ネタ
久し振りに散歩する気になりました。これまでは暑くて、とてもじゃないが外を歩き回る意欲が沸きませんでした。
昨日から漸く暑さも収まりましたが、ポツポツと雨模様。それでも傘を片手に上智大学の土手を見て回ります。
前にアレチウリが蔓延っている、と報告しましたが、今日はここも赤坂御用地の土手も一斉に業者が入って草刈をしています。結果としてアレチウリの除去になりますが、その他の植物も一網打尽ですね。折角ピンクに咲いていたツルボも全滅の様子。まぁ、草を刈る立場では選別などしている暇はないわけで、単なる仕事の請負でしかないのでしょう。
丁度昼休みの今頃は草刈機が無造作に放り出してあって、職人達は昼弁当を遣っている最中。
そんな中、ヤブカラシの花にはアオスジアゲハとクロアゲハ、最近増えてきたイチモンジセセリが来ています。ハチの類も多く、スズメバチ、アシナガバチ、ツチバチの仲間など我先と争っていました。
草刈が進行中の土手の斜面には、ヒメウラナミジャノメとヤマトシジミが居場所を求めて飛び回ります。その中のやや大きめなシジミチョウはルリシジミ。
ふと見ると、新鮮なキタテハが1頭、ツル植物の花で頻りに吸蜜しています。キタテハはいいんですが、この植物は何という名前だろう?
たまたま刈られた残骸が放り出してあったので、花と葉を採取して持ち帰りました。花は五弁の小花で、遠くから見ると白く見えるのですが、良く見ると淡いピンクで細かい毛が生えています。葉は細長いハート型で、茎に棘はなく、ツルツル。その茎は2本が絡まるように伸びているんですが、はて?。
これを頼りに先ほどネットで「蔓植物」を検索。結果は直ぐに判りました。間違いなく「ガガイモ」ですね。恥ずかしながら初めて名前と実物が一致しました。
今日は勉強になったぁ~。ということで、「ガガイモにキタテハ」。
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