ロシア対決

今週は長い。長く感じます。昨日は有楽町の東京国際フォーラムでマエストロサロン。フォーラム、静かでしたよ。
前を今日のマエストロ、ドミトリエフ氏が歩いていました。もう来てる。

サロンの内容は書きません。

ふと思いましたね。サンクト・ペテルブルグ(旧レニングラード)には二つの大きなオーケストラがあります。プテルブルグ・フィルとペテルブルグ交響楽団。ドミトリエフは後者の音楽監督ですが、前者の同職はユーリ・カミルカーノフ。おぉ、二人とも日本にいるぞ。金曜日はお互い別々のホールでガチンコ対決、読響対日フィルでもある。お陰で日本フィルは曜日を変更せざるを得ないではないか。

サンクト・ペテルブルグの音楽界、大丈夫なんですかね。

ドミトリエフは5月5日に札幌交響楽団とキタラで演奏会をやってました。チャイコフスキーのピアノ協奏曲(清水和音)と悲愴交響曲。よほど良かったとみえて、サロンでもポロッと札響を褒めていましたね。そりゃそうでしょう。時期が良かった。

さすがに気配りの人、“札響の何処が良かったのですか”という質問には、大人の回答をしていました。マエストロはペテルブルグのホールが最高、という意見を前回のサロンで発言していましたが、キタラも良い印象を持ったはずです。

この質問氏。同じ電車なので途中まで一緒に帰ったのですが、アマチュア・オケでトランペットを吹いている由。先生が日本フィルのトランペット女性奏者(何という方でしたっけ)なんだそうです。レッスンは滅茶苦茶厳しいとのこと。
このアマチュア・オーケストラ(大田フィルハーモニー)、今度の定期はベートーヴェンの7番、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に「美しきメルジーネ」序曲。

“第7の第3楽章にトランペットの聴かせどころありますね”
“そうです、あそこ苦しいんですよ。指揮者によってはわざと遅くするんですが、もうイジメですね”

なんて話をしているうちに、“大井町、おおいまちい~”。
トランペットのIさん、鶴見にお住まいだそうですわ。

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