年末の愚痴
昨日は酷い天気でした。「年末低気圧」って新聞には書いてありましたが、年末の嵐なんて記憶にないなぁ。ゆっぱり「地球温暖化」でしょうが。地球温暖化というのは、何も毎日が暖かくなることではなくて、異常気象が頻発することですから・・・。
南風が吹き込んだお陰で、今日は暑い。コートなしで出社しました。今日は会社から錦糸町に回って、新日フィルの第9。帰りは遅くなるけれど、この暖かさ今日一杯持つのでしょうかね。
読響予習トピックなどというものを始めたせいか、どうも目が先へ先へと走っていきます。さしあたっては2月のシュニトケが気になるけれども、これは手遅れ。楽譜を見ないことには手掛かりが掴めないですもん。
で、来シーズンの定期曲目を見いてたら、楽譜がないものがいくつかある。今朝、早速にアカデミアのオンライン・ショッピングで発注。ルトスワフスキの第4交響曲とシュレーカーの「王女の誕生日」組曲。2冊で2万円ですな。まぁ、いいや。
実は今日の第9もシチェドリンの「ベートーヴェンの第9交響曲への前奏曲」という珍品が演奏されます。これも事前に楽譜を取り寄せていたので、イメージは掴んでいます。楽器編成が第9とほぼ同じで、打楽器の種類が多いだけ。それでも打楽器奏者の数は第9と同数で可能だと思いますね。
この譜面はショットの現代音楽シリーズだから簡単に手に入ります。録音がないから知られてないだけ。どうも楽譜の世界とCDの世界は夫々勝手な方向を向いているようで、効率の悪いこと悪いこと。
クラシック音楽というのは世界的に衰退していて、慢性的な金欠病に罹っているらしいけれど、業界全体が力を合わせる、というか危機感を共有しないと現状を打破できないぞ。
それでも合間を縫って、小さなパイから私腹を肥やすことだけに走り回っている輩がいるから始末に悪い。
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