第11回・エク試演会

昨日はクァルテット・エクセルシオの試演会に出掛けました。実は読売日響の演奏会と重なっていましたが、そちらは友人に譲って大好きなクァルテットに。
この会も数えて11回になるのだそうです。年2回の定期とラボの本番前に行うことが定着していますから、年3回、単純に計算して4年続いている勘定。
私は皆勤ではないけれど、半分は参加していると思います。
今回は代官山と恵比寿の間ぐらいにあるエナ・スタジオ。いつもの会場、勝島のスタジオが建物ごと取り壊しになっているそうで、暫くはここが本拠になるのでしょうか。
代官山も初めてではなく、会員にはお馴染みのスタジオです。
家内は家事が忙しいということで、別行動。何となく現地集合と言うことにして、久し振りに東急・田園都市線の大井町駅へ。
ここで初めて同線の急行に乗りました。この路線に急行が導入されるという話は聞いていましたが、乗ったのは初めてです。
乗換駅の自由が丘は三つ目。それまでは都会のローカル線という雰囲気だった田園都市線、急行が走って近代化したような感覚と、寂しい気持ちとが交錯するような感じです。
昨日の演目は来る20日のプログラムそのまま。内容は本番に譲ります。
後半から参加した家内も加わって、演奏後は茶話会、いや酒話会か。この日の楽しみは、何と言ってもエクのイギリス・ルーマニア楽旅のお土産話でしょう。極めて私的な内容を含んでいますので、ここには書きません。
ルーマニアのワインというのも初めて体験し、新鮮な感覚に酔いました。
別件。
今回のプログラムは、前日(7日の日曜日)に京都で演奏してきたばかり。その会場であるバロック・ザールの素晴らしさをファーストさんが強調していました。
何でも200名ほどの会場に170人くらいが入場、聴衆が入ったほうが響きが良くなるのだとか。ほぼ理想的な室内楽ホールだそうです。
その話を聞くと、エク定期は東京だけでなく京都に遠征して聴く価値があるかも、などと考えてしまいます。
(ほとんどいないでしょうけれど)この日記を読んだ関西の室内楽ファンの皆様、是非バロック・ザールでのコンサートにお出掛け下さい。プロの演奏家が感激しているんですから、響きの良さは間違いないでしょう。

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