続・香港便り

昨日の続きです。今朝の新聞記事によると(英国電子新聞)、ドバイのゴドルフィン・チームが今週の香港に2頭を送り込んでくる、という。
1頭はラモンティ。そう、今年クィーン・アン、サセックス、クィーンエリザベスⅡと、GⅠ3勝のチャンピオン・マイラーです。
もう1頭は、クラカドール Creachadoir 。こちらは愛仏両国の2000ギニーで2着、前走のチャンピオンSは距離がやや長過ぎて4着どまりだったGⅠ候補馬。
ラモンティは2000メートルの香港カップ、クラカドールは香港マイルに登録がある由。
ここで驚くのは、両馬とも先週の土曜日(12月1日)、地元ドバイでの調教が良かったので急遽乗り込んでくること。日本じゃ考えられないでしょ。

ジャパンカップに出る馬は、事前に指定された施設に入り、検疫の手続きが終わるまで待機。馬は勿論、人も。ただし費用は日本が負担する。
こういうルールには詳しくないので勝手なことを想像しますが、香港ではレース数日前に飛行機で一っ飛びしてレースに出られる。新聞記事を読めば、そう解釈されますよね。
これが香港で出来て日本では出来ない。そりゃ香港はついこの間までイギリスが統治していましたから、競馬も英国流の伝統があります。大体ヨーロッパの競馬は、当日空輸してその日のうちにトンボ帰りするのが当たり前みたいです。

ま、お上の考えることに逆らう積りはありませんが、一国の国際化って、こういう問題も含まれるんじゃないでしょか。
こんな凄いメンバーが集結する香港。ラモンティですら、地元馬の次の2番人気だっていうんだから、香港競馬のレヴェルも高いんでしょうねぇ。
アタシも香港日帰り競馬観戦ツアーに参加しましょうかね。空港で入国が許可されないかも知れないけれど・・・。まさか。

 

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