エノコログサ
このところ急速にエノコログサが目立ってきました。ネコジャラシと言った方が判りが良いでしょう。
今頃から秋にかけて道端に普通に見られるもの。昔も今もエノコロの多さは変わりがないようです。
イネ科の植物は花が目立ちませんし、近似種との同定が難しいので自信がありませんが、都内で普通に見られるものはエノコログサだと思います。
漢字で書くと「狗尾草」。つまり犬(狗)の尻尾という意味。イヌコログサが訛ってエノコログサになったのかも知れませんね。
別名は「猫じゃらし」で、犬とか猫が発想されているのは面白い所。
これだけで面白がっていてはいけませぬよ。英名では Foxtail Grass 、つまり「狐の尻尾」ですからね、洋の東西で似たような連想になっているのもケッサクです。
子供の頃、環状7号線の工事が進み、大森の駅前から7号線に抜ける道路を建設していました。現在のジャーマン通りと呼ばれる道路ですが、それが池上通りと交差する辺りの草地に「アワ」と言う穀類が生い茂っていたことを思い出します。
アワはエノコログサと同じイネ科エノコログサ属に属する植物で、本来はエノコログサから育成された雑穀。
昔は大森の事例のように何処でも見られましたが、現在はほとんど見られなくなっているそうです。
何でこんな事を覚えているかというと、遥かな昔に拙宅に紛れ込んできたアオジを一時期飼っていて、その餌にするために毎朝マラソンで大森に行き、アワを採集してきたのです。
もちろん親父に「アワ」を教えてもらっての「お遣い」でした。
エノコログサは学名が Setaria viridis セタリア・ウィリディス。属名セタリアは「刺」の意味。英語でもシータ Seta は「刺」でしょ。
種名ウィリディスは「緑色の」ということで、「緑の剛毛」とでも言いましょうか。
和名も英名もイヌだのネコだのキツネだの動物の名前が入っていますが、学名は純粋に植物の特徴を捉えているのが味わい深い感じがします。
因みにアワは Setaria italica セタリア・イタリカ。「イタリアの剛毛」。
今頃から秋にかけて道端に普通に見られるもの。昔も今もエノコロの多さは変わりがないようです。
イネ科の植物は花が目立ちませんし、近似種との同定が難しいので自信がありませんが、都内で普通に見られるものはエノコログサだと思います。
漢字で書くと「狗尾草」。つまり犬(狗)の尻尾という意味。イヌコログサが訛ってエノコログサになったのかも知れませんね。
別名は「猫じゃらし」で、犬とか猫が発想されているのは面白い所。
これだけで面白がっていてはいけませぬよ。英名では Foxtail Grass 、つまり「狐の尻尾」ですからね、洋の東西で似たような連想になっているのもケッサクです。
子供の頃、環状7号線の工事が進み、大森の駅前から7号線に抜ける道路を建設していました。現在のジャーマン通りと呼ばれる道路ですが、それが池上通りと交差する辺りの草地に「アワ」と言う穀類が生い茂っていたことを思い出します。
アワはエノコログサと同じイネ科エノコログサ属に属する植物で、本来はエノコログサから育成された雑穀。
昔は大森の事例のように何処でも見られましたが、現在はほとんど見られなくなっているそうです。
何でこんな事を覚えているかというと、遥かな昔に拙宅に紛れ込んできたアオジを一時期飼っていて、その餌にするために毎朝マラソンで大森に行き、アワを採集してきたのです。
もちろん親父に「アワ」を教えてもらっての「お遣い」でした。
エノコログサは学名が Setaria viridis セタリア・ウィリディス。属名セタリアは「刺」の意味。英語でもシータ Seta は「刺」でしょ。
種名ウィリディスは「緑色の」ということで、「緑の剛毛」とでも言いましょうか。
和名も英名もイヌだのネコだのキツネだの動物の名前が入っていますが、学名は純粋に植物の特徴を捉えているのが味わい深い感じがします。
因みにアワは Setaria italica セタリア・イタリカ。「イタリアの剛毛」。
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