狐窪の火事

今朝は窓外の騒がしさで目を醒ましてしまいました。いつもは寝苦しくて起きてしまいますが、今日はうるさいのなんの。
意識がハッキリして来ると、ヘリコプターが轟音を立てて周囲を旋回していることに気が付きます。
朝未だ来。昔風に言えば「七つ」ですな。まだ星が瞬いている時刻、夜明けには一刻ほど。朝の3時半頃から騒いでいたのじゃないかしら。
“何かあったな” と直感しますが、ヘリが一箇所を狙って移動しないところを見ると火事か事件でしょう。
エイ、起きてしまったら仕方ない。早いけれど散歩に・・・。
私的な暦では「風」に当りますから、西大井方面に足を向けます。丁度ヘリコプターが見下ろしている辺り。
帰路、第二京浜方面から拙宅に向かっている途中、現場に遭遇しました。
現在の行政区分では西大井、横須賀線西大井駅から少し南下した辺りに東京消防庁の消防車が7~8台も止まっています。
いつものコースはテープが張り巡らせてあって通れません。暫く様子を見ていると、かなり大掛かりな火事があって人死も出ているとか。
この辺り、明治時代までは「狐窪」と呼ばれていた土地。当時までは、それこそ狐の一群が住んでいた窪地だったのでしょう。
今では狐を追い払って電車が走っています。谷底を横須賀線、高架になった上を東海道新幹線が。
帰宅して暫く、NHKのニュースでもこの火事を取り上げていました。
これで朝方のヘリコプター騒動の謎が解決。それにしても眠いわ。
場所が場所だけに狐火が引火したのでしょうかね。今日は昼寝を決め込みます。
今見たら、ヤフー・ニュースにも出ていますね。
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