椎の実
自然ネタ
昼はセミ・ネタとチョウ・ネタ｢取材｣のために赤坂御用地を一周してきました。で、気付いたこと。
椎の実が落ち始めましたね。紀の国坂の途中など、マラソン連に踏み躙られて真っ白になっています。
｢椎｣といっても、スダジイです。
私はさすがにこれを食料にした世代ではないけれど、子供の頃は面白がって食べてましたね。もちろんナマで食べても仄かに甘味があって、結構いけます。
まだ子供たちが小学校に通っていた頃、何処かからシマリスを貰ってきたことがあります。最初はダンボールを家に仕立てて可愛がっていたようですが、そのうち逃げ出して、家の中を堂々と闊歩してました。
このシマリス、名前を“ちぃ”と付けてましたが、その餌用にと、せっせとスダジイの実を集めたもんです。今頃の季節は蘇峰、鹿島神社など纏まって拾える場所がありますから。
これを｢ちぃ｣に与えると、サッと手を伸ばして皮を剥き、頬に溜め込みます。そのうち何処かに隠す。
｢ちぃ｣も暫くして人手に渡っていきましたが、その後も暫く書棚の奥などで彼の遺産が見つかったものです。
同じ椎でもマテバシイの実は絶対に手を出しませんでした。大き過ぎるのか不味いのかは判りませんが、見向きもしなかったですね。
落ち始めた椎の実、昔をチョッと思い出しました。
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