名古屋行
今から名古屋に行きます。旅って言うほどではないけれど、一応新幹線に乗りますから。
目的? 聞かないでね。帰ってからアップします。今回は泊りじゃなく、ヒ・ガ・エ・リ。
そろそろ出かける時間。自由席ですから、時間の向くまま、気の向くまま。
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何だかんだで帰り着いたのは夜の10時半頃だったかな。さすがに疲れて寝てしまいました。
適当にホームに入ってきたひかりに飛び乗ったのはいいけれど、自由席、結構混んでいました。やっとバラバラに空席を見つけて座ったけれど、これが喫煙車両でした。ヤッパリ不精せずに便の予約をすべきだったと反省。
そもそも名古屋は家内の実家。東京との往復は旅という感覚じゃないんですね。特に家内。序の観光も一切眼中になし。山手線に乗る感覚ですからね。
ということで、熱海・静岡・浜松と乗客が入れ替わる度に我慢の限界に達したタバコ吸いどもがプカプカ始めます。別の車両から駆け込んできて憩っているのも・・・。
些か不快な往路でしたが、これは文句は言えんわな。“あら、気がつかなかった”っていう家内は長生きしますよ。
やれやれの名古屋、一日雨という予報が出ていたので、荷物は傘だけ。とりあえず小腹が空いたので、駅ビルでキシメンを啜りました。まぁ、種類が多いこと。席を取ったブロックには6人いましたが、食べているのは全部別ネタ。キシメンには変わりありません。
電話を入れておいた実家にバスで向かいます。私は10年以上尋ねていないので、義兄夫婦に久しぶりの挨拶。待ち合わせまでの一刻半ほどは世間話。お互い生きていくのは大変ですぎゃ。
義兄に車で送って貰った先は愛知芸術劇場。ここの話題は別に書きます。
用事が済んで食事をしましょう、ということで地理の分からない私は、家内とその友人の後ろをついてテクテク歩きます。
名古屋というところは恐ろしく地下街が盛んで、芸術劇場の入っているビルから一歩も出ずに、彼方此方行けるのです。
外は雨が降っているらしいけれど、結局傘は一切不要。
連れられるままに入ったのは、冗談でなくヒツマブシ。この妙な食い物は、名古屋の名物らしいけれど、要するにウナギなんです。東京のものに比べるとパリッとしています。というか、脂身がない感じ。
出されたうな丼(ご飯の上にウナギが適当な大きさに切って乗せてある代物)を茶碗に取り分け、まず一杯はそのまま食べる。二杯目には薬味、といってもネギですが、これをかけてシャキシャキといただく。
その上で、最後の三杯目には何と、出汁をかけて食らう。要するにお茶漬け。こんな滅茶苦茶な食い物があるか、と思うけれど、これが作法らしいのです。
そういえばさっき義兄が言ってたっけ、“ウナギにお茶をかけて食うなんて、とんでもない。あんなもん、何がいいのか”
大筋では賛成~い。でも、まるでダメ、というほどでもありませんでした。入るのに随分待たされましたから、好きな人は好きなんでしょう。
ということで友人とはここで辞し、そのまま地下鉄で名古屋へ。従ってここも傘の出番なし。
帰りの新幹線はガラガラ。喫煙車両に紛れ込む愚は犯さず、ホームに入ってきたひかりを捕まえてゆるゆると岐路につきました。
名古屋ってコンサートホール以外では老人少なかったなぁ。乗った地下鉄なんかピチピチギャルばっかり。我々だけが敬老席だったっけ。変な街!
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