10月の京都

10月7日の京都行は日帰りでした。3連休ですから泊まることも考えたのですが、日帰りパック旅行に滅茶苦茶廉い出物があったのでこれ。家内はこういうのを見つけるのが上手い。

出発時間に品川に行くと、便名がない。新幹線は普通、ひかり○号とか、のぞみ○号で便を決めるんですが、表示は「団体」のみ。
東京→京都は2万4~5千円かかりますが、このパックは、3千円のプレミアムを計算に入れれば1万4千円ほど。どういう裏があるんですかね。

乗車すると、“この列車には一般のお客様は乗車になれません”というアナウンス。東京発、品川と新横浜で僅かな乗客を拾っただけでガラガラ。社内販売はちゃんとありましたね。検札は無し。
名古屋に止まりましたが、ドアは開閉しません。時間待ちだけでした。で、京都のあとは大阪に行くんですが、ほとんど全員が京都下車で、大阪に行った人いるのかしら?

静岡辺りは晴れていまして、富士山もよく見えました。初冠雪があったそうだけれど、もう融けてしまったのか、ムラサキシジミの裏面みたいな色でしたね。
ここを過ぎて名古屋辺りは曇り。もしや雨、と思えるほどに雲が被っています。
ところが、関が原を過ぎると、突然のように晴れ。日本は広いのぉ。

車窓で目立ったのは断然ヒガンバナですね。東京じゃほとんど終わってますが、どこも鮮やかな赤。これって、チョッと遅いんじゃない。春の花は早く、秋は遅い。要するに、暑い季節が長いってこと。やれやれ。
京都着は11時半。少し蒸して暑いですね。東京は涼しかった。

今回は家内がブログの記事にする、というので、取材に同行します。昼も摂らずに烏丸線で今出川駅下車。テクテク向かったのは、堀川通りの「鶴屋吉信」。詳しいことは家内に譲るとして、ここの2階、菓遊茶屋でお菓子の手作りを見ながら、抹茶と出来たばかりのお菓子をいただきます。京都風のアッサリとした甘味。外人が喜びそうな仕掛けですね。(実際、先客は外国の男性)

で、次は安倍さんで有名な晴明神社。安倍さんったって、元総理じゃなくて、映画で有名になった安倍晴明を祀ってある。映画以前は誰も来ず、観光地図にも載っていなかったそうだけれど、観光客が来てました。でも、何にもないです。
庭の桔梗が有名とかで、丁度咲き出したところ。ここは時期的に当たりだったみたいですね。

そうそう、その前に途中の西陣織会館に寄りましたっけ。時間があればいろいろ体験できるようですが、ここはサーッと取材。観光客は主に韓国と中国からのお客さん。
もう時間がないぞ、それにお腹が減った。ということで今出川に戻ります。時間があれば御所も見たかったけれど、それは断念。何とか言う(名前忘れちゃった)うどん屋に入って「梅おろし・うどん」を啜ります。これ、旨かったなぁ。

ということで、慌しく北山に向かったのであります。
あんまり細かく書いてもしょうがないです。コンサートの後は知人に案内していただき、思い切っきり京都の街をミーハーして来ました。これも家内にお任せ。

以上、流石に疲れましたわ。あ、帰りは「団体」じゃなく、普通にのぞみ○号でした。帰宅は9時半。子供達に怒られましたよ。いつものように、“この不良老年夫婦メぇっっ! ”

 

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