女狐に感動
日生劇場でヤナーチェク「利口な女狐の物語」を見て、帰って来たところです。
細部に触れるのは少し後にする積りです。まだプログラムも目を通していないし、頭が真っ白で難しいことを考える余裕もなく、そんな時間もありません。
とりあえず書いておきたいのは、とてつもなく感動した、ということです。ストーリーは特に感動的なものでもないし、主役歌手にドラマティックな聴かせ所があるわけでもない。
確かに演出は素晴らしかった。これはいろいろ暗示的なこと、象徴的なことが内包されているようで、舌なめずりしたくなるような誘惑に駆られています。
音楽の素晴らしさ、これに尽きると言えなくもないのですが、それだけでこの感動が生まれたとは思えない。
実に不思議なオペラです。
今はスタッフ、キャスト、オーケストラの皆さんに感謝を捧げたい。素晴らしいプロダクションを有難う、と。
一般聴衆に開放した公演は昨日と今日ですが、青少年に向けたオペラ教室はいつやる(やった?)のでしょう。こんな素晴らしい音楽と舞台を鑑賞できる若者は幸せです。
いずれ頭の中が整理できたら、編集なり追加なりをしていこうと思います。そういうことが可能なのがミクシイ日記の良い所ですね。
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