筍尽し

昨日、富津から筍が着きました。最初に就職した会社の赴任地。
若気の至りでいろいろ馬鹿騒ぎをしたけれど、未だに地元の彼女が春の便りを届けてくれます。最後に会ったのは何年前? 会社を辞めたときだから、30年以上になるでしょう。

夕食は筍尽くし。筍ご飯に煮物、天麩羅・・・。筍を肴に筍を喰らう。もう結構、という位に味わいました。
子供もこの筍には目が無く、パクパクと喰らう。

お礼の電話。彼女は残業で、旦那が出ました。“お元気ですか?”  “お陰さまで。” “いつもの筍、ご馳走様です。” “今年は遅いんですよ。裏年に当たっていて出来も良くない。決算で遅くなりますから、こちらからかけます。”

ということで、続き。
“○ちゃん、まだ勤めてるの?”
“3年間は再雇用。本当は辞めたいけれど、仕事を引き継ぐ人がいないのヨ。4月から新人が来たけど、いきなり決算任せられないでしょ。ところで○○さんはどうなの?”
“黙ってれば65が停年らしい。制度が複雑でよく判らん。いい加減辞めたいんだけど、同じく引き継ぎがネックでねぇ。”
“いずれ暇になったら同窓会でもやろうよ”

以下、昔話。暫くの間、御膳は筍が並ぶのであります。

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