札響のCD情報

札幌交響楽団ネタをもう一つ。
3月定期が終わったばかりですが、この後3月下旬には尾高音楽監督の指揮でCD録音を行います。会場はもちろん本拠地・キタラ。ここでのCD録音は2000年5月以来になる由です。
3月31日の「オーケストラの日」には、この録音セッションがファンのために公開されることになっていますね。

今回は2枚分のテイク。一つはエルガーの交響曲第3番と威風堂々の6番。もう一つがドヴォルザークの第8交響曲と第9交響曲の組み合わせ。
本格的かつ、日本のみならずヨーロッパ市場を視野に入れた選曲になっているのですねぇ。

前回のリリースは日本人作曲家の作品でシャンドスでしたが、今回は同じイギリスでも「シグナム」というレーベル。尾高マエストロと付き合いの深いフローティング・アースという製作会社が最近立ち上げた新しいレーベルだそうです。

担当するマイク・ハッチというエンジニアが以前に録音した武満作品は、武満氏自身を驚嘆させたという曰く付きの物。今回も大いに期待が高まります。尾高マエストロと札幌交響楽団がキタラでどう響くか。居ながらにして自宅で楽しむことが出来るのです。

ドヴォルザークは年内に発売されるそうですが、エルガーは来年春以降になります。エルガー作品は、どちらも最近になってアンソニー・ペインが補筆完成したエルガー未完の作品。第3の日本初演は尾高/札響が2004年2月の定期で行っていますね。

実は同じ組み合わせのCDがシャンドスでも先行していて(ヒコックス指揮BBCウェールズ響)、出版社のブージーから発売時期をずらすように依頼されているのだそうです。

そこで皆様にお願い。もしシャンドス盤が発売されても、これは我慢しましょう。これを追うように我が尾高=札響盤が出ます。それを買うこと!!

以上、3月定期のプログラムに発表されていた公式情報です。

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