自主レーベル

今朝の産経新聞にオーケストラの自主レーベルの話題が出ていました。これはいずれモーストリークラシックに転載されるでしょう。

大手CDメーカーは、莫大なコストがかかるメジャーオーケストラの録音から撤退し始めています。今後はベルリンフィルやウィーンフィルの新譜をメジャーレーベルで聴くことはできなくなります。私はそれで構いませんけど。

そこで各楽団は自主レーベルを立ち上げ、各種媒体と組んでCDリリースを模索し始めた、という話題。
ロンドン交響楽団、ロンドンフィル、ロイヤルフィル、ベルリンフィル、バイエルン放送交響楽団、ウィーンフィル、皆そうです。

その中でも最も成功しているロイヤル・コンセルトへボウの「RCOレーベル」の責任者ダービッド・バーゼン氏へのインタヴュー記事ですね。
中味を知りたい方は駅売りでサンケイを買ってもらうか、モーストリークラシックを立ち読みしてくださいな。

そこで日本のオーケストラも自主レーベルのノウハウを研究して、各楽団の広報に積極的に利用しては如何か、というのが私の意見です。
聴く方としても、あのコンサートをもう一度聴きたい、あれは聴けなかったので是非CDで聴いてみたいという要望もあるでしょう。

メーカーが撤退したのは利益が見込めないからなので、最初から利益を目的としなければ、逆に目途は立つような気もします。実際問題としては素人には窺い知れない複雑~うな問題もあるでしょう。しかし過去のアーカイヴを豊富に持っている(はずの)N社、Y社などは考えてもいいんじゃないですか?
ここでも日本フィルがトップランナーかな?

現に私も揃えているコンセルトへボウ・アーカイヴスなど随分日本で売れたそうですし、内容も凄い。絶対にメジャーレーベルが手を出さない曲目がズラーッと揃っていますからね。

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