クァルテット狂いの近未来
クァルテットの続きです。
昨日の晴海、クァルテット・ウエンズデイのプログラムの中に、2007~2008年シーズンの予定が速報として挟まれていました。エッ、もう来シーズンかぁ。
ざっと見ると、来年というか次のシーズンは海外組はヘンシェルだけ。これも既に登場している団体だから、新顔は無いことになります。
他は全て国産だけれども、シリーズ定着組がガッチリ固めていますね。これをどう読むのか、う~ん。
古典四重奏団はショスタコーヴィチ・プロジェクトに突入。番号順に3曲づつ3回、第9番までですね。当然そのまた次のシーズンで完結するのでしょう。それにしても全曲暗譜演奏という偉業にチャレンジするのですな。どうも、参ったなあ。
新生、というか本格的な活動を始める(らしい)プレアデスはベートーヴェンの2・3回目。これも当然ながら全曲演奏を目指しています。おぉ、これも作品18で勝負。作品18はとんでもない事になってきました。
あとはエルデーディとエクセルシオ。詳細は未定です。
早速手帳を開いて、スケジュールを埋めていきます。うまい具合に今のところ重なるものは殆どない様子。エルデーディと日本フィルのマエストロサロンがバッティングしそうだけれど、これだけというのはラッキーですな。
会場先行予約は5月9日だけ。全8回、シニアなら1万6千3百円な~り。1回当り2千円、こんな値段で申し訳ないような気もするけれど、来シーズンはシッカリ1階の良い席を狙って並びましょうぞ。
さてエクセルシオ。昨日のプログラムによれば、「世界めぐりシリーズ」は昨日で終了、次からは「世界と日本」というシリーズに向かうそうな。
まだ具体的な内容は見えてこないけれど、邦人作品の紹介については、従前から積極的だった団体です。現に2月24日には紀尾井ホールの名物企画、「日本の作曲、21世紀のあゆみ」シリーズに出演します。
新しい世界を啓く彼等の活動にはますます目が離せません。
新しい聴衆。
新しい作品。
新しいコンサート・スタイル
そして、新しいなにか・・・。
定期演奏会も既に日程は決まりました。6月26日(火)と11月8日(木)、どちらも文化会館小ホール。これに先立つ週末には試演会も組まれるでしょう。ここもスケジュール空けとかなきゃね。
そうそう、これもベートーヴェンの作品18。激戦区になったベートーヴェン作品18って感じですね。あとベルク、これも勉強しとかなきゃならんです。
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