この週末

金曜日は日本フィルの定期演奏会を聴いてきました。いろいろな意味で歴史的コンサートだったと思います。
個人的には?の部分が多々ありましたので、事実と私的感想を日記に残そうと考えていました。しかしながらアンチ・コバケン氏が徹底的に書かれているのを読んで、書く気が失せましたね。

それでも?のいくつかは帰宅してからスコアを再確認し、納得のいくものでした。大変得るところの大きい演奏です。ですからレポートは書きますが、封印しましょう。そして誰にも見せません。

気持ちを切り変えて、日本フィルと読響のコミュニティーに夫々一つづつトピックを立てましたが、資料を見ながらなので意外に時間がかかり、読響トピの途中でタイム・アウト。出掛ける時間になってしまいました。それは・・・、

この土曜日はお誘いを受けるままにコンサートを二つ聴くことになったのでした。

実はこの日、小学校の同窓会があったのです。しかし去年の同窓会で、自分としてどうしても許せないことがあったので、欠席を決め込んでいました。
理由を聞かれたので、この日はコンサートの梯子があるから、と嘘をついたわけです。

ところが風向きの関係で、梯子が実現したわけです。渡りに舟、とも、嘘から出た真、とも。いや、これは違うか。

というわけで、グシュルバウアー/読響のフレンチ・プログラムと大友/東響のシベリウス第2に参戦。結果は疲れ果てました。
どちらも素晴らしいコンサートでしたよ。ですが、一日に二つ聴くのは、私には無理です。この場合、1+1が2にならず、0.5以下に下がってしまう、という感想ですね。折角のコンサートも、印象がぶつかり合って相殺されてしまったようです。

それなら一つのプログラムを2回聴く方が良いですね。それなら1+1が3にも4にもなります。
要は、自分の耳の能力問題で、私の場合は受容能力が小さいということなんです。今更ながら我が分際を知った思いで、これは反省。

さて今日は疲れが残ってボッとしています。それでも昨日の続き、読響の聴きどころを完了。抜け抜けになるからコマギレになるけれど仕方がありません。

目と頭を休めるために、品川区民公園を散策。サンシュユとマンサクの様子を見に行ったのですが、どちらもまだまだ蕾、まだ大寒の最中であることを改めて思い知りました。

少し足を伸ばして八潮公園の観察の森まで歩きます。森の中は静かで、鳥の声ばかり。と、モズではないかという囀りを聞いたのですが、姿は見えません。
ここにあるマンサクは、日当たりが良いせいか、樹に活力があるせいか、早くも数輪の花が開いています。下草になっている水仙も綺麗です。来週は天気が良ければデジカメ持参かな。

こうして静かな森に身を置いたり、運河を眺めながら潮騒を聞いていると、週末の疲れがリセットされていくのが手に取るように判りますね。
人間は、そして音楽も、全て自然から生まれてくるもの。たとえ人が手を入れた風景でも、地球は万物の母だと思うのでありました。

さて気を取り直し、頭をリフレッシュしたところで、今日はエクセルシオの試演会に行きましょうぞ。事務局のK氏も札幌から飛んでくるでしょう。3月の札幌行きはほぼ確定だし、そのことでも情報を貰わなくちゃ。あわよくば4月も日帰りで、などと算段するメリーウイロウであります。

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