8時間睡眠

分類不能ネタ

暇潰し程度の話題ですが、多少は音楽にも関係あり。

私はテレビをほとんど見ません。平日に限って朝と夕方のニュースは時計代わりに見ますが、他は関心なし。後は時々思い出したように音楽番組などを見るだけでしょうか。だからテレビ番組表はまるで頭に入っていません。

で、昨夜帰宅していつものように7時のNHKニュースにスイッチを合わせました。ところがBSチューナーが勝手に動き出して録画を開始。何だ今頃、と思っているうちにチャンネルがBS日テレに変わり、TANTOクラシックが始まりました。
そうかぁ、「仮面舞踏会」の後半がオン・エアされる時間になったのですね。実は前半、知ってはいたものの頭からは欠落。見る積りでいたのにコロッと忘れてしまったのでした。それに懲りて、後半はかなり前から録画予約しておいたもの。便利な世の中になったもんだ。

まぁ、オペラそのものはナマで聴きましたから気楽に見ていましたが、全幕終了してからのオマケが面白かったですね。
ほんの数分間の映像ですが、アメーリア役の木下美穂子とオスカル役の大西ゆかに、「どうやって美声を保つのか」というインタヴュー。

二人には共通点がありましたね。第一は睡眠時間を最低でも8時間は確保すること。第二は「秘薬」。木下さんは何とかいう名の液体状風邪予防秘薬。鼻が乾燥したりムズムズしたときに鼻から入れる由。“鼻から入れる、って、どうやるんですか”という問いには、“実演は勘弁してください”と爆笑。
一方の大西さん。彼女の場合は混雑した電車内などで周囲に咳き込む人がいたら、即取り出すのがスプレー式の除菌剤。木下さんから“これ見よがしにわざとやるんですね、意地悪!”というので再び(爆)。

睡眠時間を8時間、というのは共感しましたね。インタヴューが何時の収録かは知りませんが、大西さんは“昨日なんか12時間寝ました”とのこと。

実は私も睡眠8時間主義者です。子供の頃からの励行。たとえ一夜漬の試験勉強がある日でもシッカリ8時間は寝ました。徹夜なんてとんでもないこと。
“1日8時間も寝ると馬鹿になるぞ”と警告してくれる人もいますが、これだけは譲れません。人それぞれですよ。私の場合、8時間寝ないと頭が働きません。

大昔のことは忘れましたが、今は朝6時起床が原則。逆算して10時には就寝します。もちろん例外が生ずるのは仕方がありません。コンサートがあれば10時就寝は無理。翌日が休日なら寝坊で済みますが、勤めのある平日はそういうわけにはいきませんから、当然、寝不足を抱えてしまいます。それはいずれ効いてくるのですね。
木下さんも大西さんも同じことを証言していましたので、これは強い味方。尤も私はオペラ歌手じゃないので、寝不足でも生活にはほとんど影響しませんが・・・。

ところが最近、この原則が崩れつつあります。夜更かしが増えてきた、というのではなく、8時間続けて眠るだけの体力が無くなってきたのです。
寝る、ということは結構な体力と集中力を必要とします。還暦を過ぎると「根」(こん)が続きません。どうしても夜中に一度目が醒めたり、4時頃起きてしまったり。こういう時は何か損した気分。いやぁ~、歳だなぁ~。と慨嘆するしかありませんね。
寝るのを遅くするか、起きるのを早くするか、それが問題だ。どちらにしても、昼寝は欠かせない生活に入りつつある、うん。

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