メジロの食餌
自然ネタ
久し振りの自然ネタ。
今日も寒いですね。午後から雪、明日までに積雪という予報が出てます。降り出さないうちに済ませておこうと思い、床屋に出掛けましたが、途中で面白い光景に出会います。
私は虫好きですから、鳥はどちらかと言えば天敵。去年の日記には案外鳥のことを書いていましたが、今年はこれが初めてかな。
面白い光景というのは、目の前をメジロが過ぎったんです。ふと目を上げると、そのメジロが前方の道路に降り立った。私の体験では、メジロは花の蜜が好物で、椿などの藪やウメ・サクラの花を目当てに樹の小枝に止まっているのが普通でしょ。道路に降り立つという姿はあまり見たことがありません。
立ち止まって見ていると、スズメが何やらついばんでいます。このメジロはそれを横取りしようとしているのか、お零れに預かろうとしているのか、頻りにチョッカイをだすのです。
上にはヒヨドリもいて、盛んに彼らを牽制する、と見る間に、ヒヨドリも道路に降り立ちました。そこで三つ巴になるのですが、地の利故かスズメが餌を独占。そのうちにメジロもヒヨドリも諦めて飛び去りました。
なに、これだけの話ですが、都会にいる鳥の中で、道路に降り立って餌を漁るのは、カラス、スズメでしょう。もちろんハト(ドバトとヤマバト)もそうだし、セキレイやムクドリ、ツグミも時々見掛けます。しかし、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、ジョウビタキなどは樹上で見ることが圧倒的に多いですよね。温かくなればやってくるツバメは飛んでいるばかり、たまに電線で音符みたいに並んでいますけど。
ということで、道路に降り立ったメジロ。足を止めて観察してしまいました。餌が何だったのかは不明。よほど美味いものだったんでしょう。
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