週末のあれこれ

暇潰しネタ

全部まとめて暇潰し。先週から週末にかけて見たこと、出掛けた場所などを纏めてしまいます。態々1本の日記にするまでもないけれど、一応記録の意味もありまして。

このところBSで面白そうな番組があったので録画しておいたのですが、中々見る暇がありません。そのうちにディスクが一杯になってしまい、“見なければ・・・”という義務感が生まれてくると、今度は見たくなくなってしまいます。どこかで連鎖を断ち切らなければいけませんね。

ということで、先週1週間は溜め込んだ番組をせっせと見ました。

まずBS1のドキュメント。100年前の大富豪アルベール・カーンが当時の最新技術を駆使して収集した世界中の映像資料をまとめて紹介する番組。BBCの製作です。
これは面白かった。1910年、20年代のムービー・フィルムやカラー写真の集大成で、撮影したカメラマンも優秀だし、何よりもグローバル化する以前の世界各国の映像が生々しく映し出されてるのが圧巻。第1次世界大戦自体も、初めて実感として理解できましたね。
1時間程の番組が9本。こういうものはDVD化して欲しいと思います。

土曜日はドレスデン歌劇場の来日公演「薔薇の騎士」を何とか見終わりました。それなりに良いとは思いましたが、ゾフィーが興醒め。日本公演ということで起用されたのでしょうが、この有名日本人歌手はいかにもバランスが悪いのじゃないでしょうか。衣裳も良くない。あれでは女学生みたいだし、オクタヴィアンがマルシャリンから鞍替えする理由が判りませんね。

オペラには個々の技量も大事でしょうが、私の考えではバランスが第一だと思うのです。日本人だけの公演なら可でしょうが、何とも違和感がありました。

夜は娘の誕生日祝を兼ねて、広尾のインカントでリッチなイタリアンを楽しみました。偶然にもT理事も来店中、挨拶やら紹介やら、年末年始の演奏会の話題やら次なる算段などなど・・・。約3時間の至福のとき。

子供たちの反応が面白かったですね。特に息子はカルチュラル・ショックを受けたようで、今まで25年間の飲み食いは何だったのか? というほどに感動した様子。「贅沢とは何か」という哲学も披露してました。誰に似たんだろう?

丁度イタリア料理を堪能している頃ハイビジョンで放送されていたモネ劇場の「レイクス・プログレス」を、翌日再生して見ました。
ストラヴィンスキーのオペラ、大評判の大野の指揮ということで期待していたのですが、これは失望しました。

どうもオペラそのものが面白くない。折角の機会なのでスコアと首っ引きで見ていたのですが、オーケストラの音色も魅力ないし、アンサンブルもかなりアバウト。まぁ、オペラなんて室内楽に比べれば随分いい加減なアンサンブルで見切り発車してしまいますが、世評が高かった分、ガッカリ。

大野とモネ劇場、批評家の空騒ぎに大衆が踊らされているような気がしないでもありません。それに大野さん、テレビカメラにしなを作ったり、客席に変な媚び笑いを浮かべたりと、どうも気持悪~い。私はこの人とは相性が合いません。通して見て、速攻で消去。

ストラヴィンスキーに3時間も付き合って損した、という気分もあって、午後は散歩に出ました。
今はロウバイが満開じゃないか、ということで選んだコースは池上本門寺。日蓮宗には縁も興味もないけれど、昨日のリッチな食事の腹ごなしを兼ねてました。

久し振りに2時間ほど歩き回ったので疲れました。これから春に向けて足を鍛えないといけません。
ロウバイは本門寺に近い小さなお寺で満開の2本に出会いました。どちらもソシンロウバイだと思いますが、黄色の濃いものと薄いものがあり、品種なのか種が違うのかまでは判りません。

他に山王では尾崎士郎記念館の建設予定地というのも発見。山王界隈は文士村で町興しを考えているようで、この辺りも何かと騒がしくなるかもしれません。

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