ボクシング・デイ
暇潰しネタ
去年の日記をひっくり返していたら、シッカリとクリスマスのことを書いてました。お祝いが6日間あるという話。
で、今年は別のこと。今日、12月26日はボクシング・デイです。と言っても「拳闘記念日」じゃあ、ありませんよ。
あまり聞いたことがない「日」ですが、それもそのはず、イギリスと旧英国領の一部だけの習慣です。
ボックスとはずばり「箱」のことで、イギリスではクリスマスの翌日に郵便配達の人達や使用人などに、祝儀としてクリスマスの贈り物をするのですね。
このクリスマス・ボックスから来たのがボクシング・デイということ。その日が日曜日に当たるとその翌日になるそうですから、イギリスでは休日なんでしょうか。
なんで私がこんなことを知っているかというと、はるか昔にイギリスからスポーティング・ライフという日刊競馬紙を1年間購読していたことがあります。
クリスマス前になると、見出しは毎日のように「Boxing Day」が踊っているのでした。私も最初は拳闘と関係があるのかと勘違いしてましたが、調べてみたら上の如き次第。
イギリスの競馬シーズンは障害レースに移っていますが、クリスマス・イヴもクリスマスも競馬はお休みです。ボクシング・デイは2日間の休み明けで待ちに待った競馬が再開。それは現在でも同じで、今日もアチコチの競馬場で賑々しくボクシング・デイ・ハードル競走が行われる筈。
「ボクシング・デイ」、広辞苑第5版にも載っていません。来年早々刊行される第6版にも載らないでしょうねぇ。それだけローカルってこと。
さぁ、帰ったら何を箱詰めしようかな。
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