BBCスコティッシュ響登場

プロムスも暫くサボっていましたが、8月はもう予定もないので、BBCの放送でも聴きながら暑さを凌ぐことにしましょう。
前回の続きでスピーカー・マークをクリックしたのは8月3日のコンサート、

≪Prom 27≫

ワーグナー/ジークフリート牧歌
     ~休憩~
ブルックナー/交響曲第8番(ノヴァーク版)
 管弦楽/BBCスコティッシュ交響楽団
 指揮/ドナルド・ランニクルス

BBCスコティッシュ響は今プロムスは4回登場の予定、その最初のコンサートです。首席指揮者ランニクルスの指揮。プログラムはプロムスにしては名曲を並べただけという感じがしないでもありませんが、ワーグナーとブルックナーという絆の強い音楽。
ランニクルスはメットのライヴなどでも見ましたが、風貌からしてワーグナーやブルックナーにはピッタリという印象です。実際に指輪のチクルスなど何度も振っているようで、ドイツ・ロマン派のオペラはレパートリーの中核なのでしょう。

音だけ聴いていると、ドイツ人指揮者、ドイツのオケと言われても信じてしまいそう。尤も最近のオケは世界標準のようなものがあって、極論を言えば何処も同じに聴こえますがね。

ワーグナーは2分半ほどですが、映像も見ることが出来ます。音だけでも確認できますが、弦もそれなりの人数を揃えていて、大ホール向きの音量を確保していました。

ブルックナーは表記したようにノヴァーク版。人によってはノヴァーク版と言いながらハース版を一部取り入れる人もいますが、ランニクルスのは正真正銘ノヴァーク版でした。
実際にアルバート・ホールの広い空間で聴けば大きな効果を感ずるのでしょうが、放送で体感するのは限界があります。楽章間の拍手が煩わしい感じ。

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