グッドウッド3日目

実況アナウンサーの“Ryan Moore, again !”と、
コメンテイターの“Three Races, Three Wins !”が全てのグローリアス・グッドウッド3日目でした。
初日はムルタ、2日目はデットーリの活躍に沸いた今開催ですが、今日はライアン・ムーアの日。

3日目のパターンレースは三つ。3歳上牝馬による1マイル6ハロン(約2800メートル)のGⅢ・フィリーズ・ステークス、3歳上5ハロンのアウディ・ステークスGⅢ。これはキング・ジョージ・ステークスと呼ばれていたレースで、初め何のことかと思ってしまいましたよ。
そしてもう一つ、3歳上の2マイルで争われる長距離戦、グッドウッド・カップGⅡです。

最初に書いたとおり、3戦全てムーア騎乗の馬が勝ちました。
フィリーズはスタウト厩舎のハイ・カリプソ Hi Calypso 、アウディはスマート厩舎のムーアハウス・ラッド Moorhouse Lad 、グッドウッドカップが同じくスタウト師が調教するアレグレット Allegretto でした。
ハイ・カリプソとアレグレットはいずれも強烈な追い込み、後方一気と表現されるような見事なレースでした。
ムーアハウス・ラッドはスタートして直ぐ二手に分かれた馬群のうち、本命馬がいる内埒を避けて、外からスルスル先頭に立っていました。先日のエクリプスを制したのと同じ手、やるなぁ、ムーア。
この3レースは特別に注目されるものではなかったと思いますが、ムーアの競馬勘は魅せましたね。特にグッドウッド・カップのフィニッシュはスリリングでした。

ということで3日目までレポートしましたが、本日は休暇を取って霧が峰の定宿に1泊します。帰るのは土曜日の夜になる予定ですから、残りのグッドウッドは帰ってからまとめてアップしましょう。
最終日、ナッソー・ステークスの出馬表が発表されましたが、凄い!!
ライト・シフトとピーピング・フォウンの英愛オークス決戦の再戦になるだけでなく、去年の1000ギニー馬・スペシオサ、フランスの女傑・マンデシャが参戦してきます。
このメンバー、今年最高の見ものじゃないでしょうか。気持ちとしては霧が峰どころじゃありませんが、結果が判るのは日曜日の朝、ゆっくり静養してきますわ。

 

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