若い音楽家たち
8月24日のプロムスは、ヨーロッパの若いオーケストラ・メンバーを育てるべくクラウディオ・アバドによって創設されたグスタフ・マーラー・ユーゲント・オケのコンサートでした。
≪Prom 56≫
ワーグナー/歌劇「リエンツィ」序曲
ラヴェル/ピアノ協奏曲
~休憩~
ショスタコーヴィチ/交響曲第5番
グスタフ・マーラー・ユーゲンド管弦楽団
指揮/フィリップ・ジョルダン
ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)
18歳から26歳までの若者たちで構成され、毎年オーディションが行われている由。ここからヨーロッパの名門オケ・メンバーに巣立って行くのでしょうか。詳しいことは不案内ですが。
このホームページを見ると、今夏もザルツブルク音楽祭に出演したりプロ顔負けのスケジュールですね。前日はコンセルトヘボウで演奏会があったし、月曜日にはドレスデンでも公演があるようです。
プロムスでの指揮者はジョルダン。BBCではヨルダンと発音していました。
ラヴェルのソロを弾いたティボーデ(彼もティボデか)のアンコールは、サプライズということでラヴェルの「マ・メール・ロワ」から妖精の庭。
その他の作品については特に説明不要。こうした定番の名曲を演奏してプロ・オケへの修練を積むのでしょう。
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