2014オークスの枠順
今週、6月の第1週はクラシックの中のクラシック、エプサム競馬場でオークスとダービーが行われます。世に何とかダービー、何とかオークスは数多くありますが、その語源たるのがエプサムの丘で行われるクラシック。夫々「The」と定冠詞を付けて呼ばれる所以でもあります。
今年は金曜日がオークス、土曜日がダービーで、先ずオークスの枠順が昨夜発表されました。特に今回は去年亡くなった故サー・ヘンリー・セシルを偲ぶメモリアルと銘打たれています。
01 マダム・チャン Madame Chiang
02 マーヴェラス Marvellous
03 パレス Palace
04 ダズリング Dazzling
05 マーシュ・デイジー Marsh Daisy
06 インチラ Inchila
07 イーティマル Ihtimal
08 モメンタス Momentus
09 タグルーダ Taghrooda
10 タファーシャ Tarfasha
11 リリー・ルールズ Lily Rules
12 アメージング・マリア Amazing Maria
13 ルガルデ Regardez
14 アイランド・リミード Island Remede
15 オーナー・バウンド Honor Bound
16 アニパ Anipa
17 ヴォルューム Volume
17頭立てと多頭数ですが、やはり本命に推されるのは実績から見て愛1000ギニーに勝ったマーヴェラスでしょう。ロック・オブ・ジブラルタール Rock of Gibraltar の妹ということで2000メートルまでは問題なさそうですが、その先の400メートルがどうか。ガリレオ Galileo の血が騒ぎます。
愛1000ギニーでは同馬にライアン・ムーアが騎乗しましたが、今回はジョセフ・オブライエン。主戦ジョッキーの選択が吉と出るかも見どころ。
一方ムーアは同じオブライエンのパレスに乗ってきました。愛1Gではジョセフが選択した馬ですが、前回5着からの巻き返しを名手に託します。オブライエン軍団は他にダズリングも出走させてきました。ペースメーカーでしょうか。
ニューマーケットの1000ギニー組では、3着のイーティマルが参戦。ニューマーケットとカラーの力比較にもなるでしょう。
ゴスデン厩舎の無敗馬、前走ニューマーケットの伝統あるトライアルを勝って挑んできたタグルーダには未知の魅力があります。シー・ザ・スターズ Sea the Stars 産駒にサドラーズ・ウェルズ Sadler’s Wells の肌という血統も魅力。
アイルランドのウェルド厩舎が敢えて送り込む馬には要注意、前走トライアルのGⅢに勝ったタファーシャには自信があっての参戦と見ました。
あとはミュジドラ・ステークスを制したマダム・チャン、リングフィールドのトライアルに勝っているオナー・バウンド、チェシャー・オークスに勝って追加登録してきたアニパ辺りが伏兵でしょうか。
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