酒場放浪記
昨日のこと。帰りの電車、地下鉄銀座線の中。
いつもの時間に会社を出て、赤坂見附で銀座線に乗り込みます。サントリーホールでコンサートがあるときは隣の溜池山王で下車するけれど、秋までこのコースはなし。
んで、新橋まで乗ってJR京浜東北線に乗り換えるのが毎日のコース。なのだけれど、昨日は妙に後ろの御仁が気になる。
吊革に掴まってガラスに映るその男性、どっかで見たことあるなぁ。大きなマスクをして顔を隠しているけれど、ベレー帽、独特なメガネ、モジャモジャな髪、脚の・・・。オットこれは無礼だから言わない。
私が名前と顔が一致する人って極めて少ないんですがね。この方はその貴重な一人。吉田類さん。
と言っても知らない人もいるでしょう。
ハイビジョン番組に「酒場放浪記」というのがあります。少し前までは、夕食のあと何気なくテレビを見るとやっていました。今は放送時間帯が変わってしまったらしく、ずっと見てません。まだやっているのかな?
要するに酒場を紹介する番組ですが、案内人を務めているのがこの人、吉田類さん。以前は毎日見ていたので、目に焼きついてしまった人なのですな。
飲みッ振りも食いッ振りもいい。チョッと他に見ないキャラクターで、私は好きだなぁ。お酒が飲めないので酒場は縁遠いけれど、この番組を見ていると色々面白いシーンに出会えます。縁遠いからこそ面白いとも言えるでしょうね。
ということで、声を掛けるわけにもいかないので、チラチラと横目に見ていましたよ。
そうそう、彼も新橋で降りました。こういう人は決して人の波に乗りません。人の流れが途絶えてから徐に行動開始。今日も新橋の酒場を放浪するのであろう、と思いつつ私は真っ直ぐ家路を急いだのであ~る。
こういう場合、どう対処するんですかね。声を掛けてサインを強請ったりするんでしょうか。まさか!
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