今日のヤマハ

アルゼンチンの作曲家にヒナステラという人がいます。Ginastera と綴りますが、ギナステラではありません、念のため。
エスタンシアというバレエがカッコよくてナマで聴くと興奮しますが、私が気になっているのはハープ協奏曲。何故か、と聴かれても判りません。気になるから気になるのです。第一聴いたことがない。

N響が定期で取り上げたことがあって(多分デュトワでしょう)余程聴きに行こうかと思いましたが、結局行きませんでした。まぁそんな程度のことです。

ところが先日コンセルトへボウの新しい箱物CDを買ってきたら、これが入っているのです。まだ聴いていません。
そうなると楽譜が欲しくなるのが人情。先週末にアカデミアのネット販売で検索したら、7千何百円とかで出ていました。
“待てよ、この間ヤマハで6000円位で売っていたはず”。

人間というのは興味があることは細かいことまで覚えているものです。日経平均株価なんて見る側から忘れてしまうけれど、あの楽譜は何処にあって、幾らだった、ということは頭の片隅にあります。

そこで会社の用事があることを幸い、ヤマハを目指しました。おっと、今は改装中で1丁目だっけ。
ということで初めて仮店舗ヤマハに行ってきました。やはり場違いな感じがしますね。楽譜売場は2階ですが、スペースは同じくらいですかね。

で、ヒナステラ、ありました。6000円+消費税。記憶どおり、大したもんだ。

序に書籍コーナーなどもそれとなく見ていたら、「音楽現代」の表紙が目に入ります。渡邉暁雄と日本フィルのCD全集が特別企画になっていました。パラパラとめくってみると、広上淳一のインタヴューもあって、渡邉先生と日本フィルを語ってる。ふむふむ。

他の雑誌もいろいろ開いてみると、レコード芸術(だったかな)には小林研一郎のインタヴューもあります。日本フィル音楽監督辞任の経緯を話していますね。なるほどそうだったの、やっぱりね。

まぁ、知りたきゃ立ち読みして下さいな。

今日は楽譜もCDも揃ったことだし、帰ってからヒナステラ聴いてみましょうかね。

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