室内楽も関西か!

音楽ネタ

まだ詳しいスケジュールが発表されていない情報ですので、風の噂ということで。

大阪、兵庫、滋賀、京都、名古屋。まぁ、この辺を関西圏とすればですね、このところの関西圏は実に元気がいい。各地オーケストラを中心に意欲的なプログラムが並び、やる気だけは満々の音楽監督・常任指揮者等々の肩書きを持つ音楽家が揃う。大半が日本人というところも頼もしいじゃありませんか。

ということで、“これからは関西の時代だぁ”と、一人騒いでいます。

それはさておき、昨日、今日とネットやら情報誌を調べていたら、室内楽でも黙って見逃せない企画が関西で進行中の様子。ここでは二つ、早耳情報ということで。

大阪の「いずみホール」。
ここのシンフォニエッタは首席指揮者が私の苦手とする人なので、ほとんどアンテナ受信圏外なんですが、どうやらホール独自企画でベートーヴェンの弦楽四重奏曲全曲演奏会というのが企画されている、らしいのです。
6月10日から11月29日までの長丁場ですが、ベートーヴェン全16曲を8つの団体が二つづつ披露し、他に現代物などを組み合わせてバトルを展開する模様。

登場する(らしい)のは、パシフィカ、アルティ、ウィーン・ムジークフェライン、東京、ロータス、ハーゲン、モザイク、ゲヴァントハウス、だそうです。
お流れで東京でもやってくれれば一つ二つは聴きたいのですが、まだどこにも情報が出ていません。

名古屋の「しらかわホール」。
これは2月号ぶらあぼに載っている案内。しらかわ2008プレミアム・セレクトシリーズというのが太字で発表されていて、まぁ、東京でもありそうな内容です。東京から態々遠征するような魅力は私には感じられないのですが、その下に注目。

しらかわ2008セレクション、というのが中位のフォントで掲載されています。横にコッソリ、しらかわホールならではのオリジナル企画満載!、って書いてありますが、しらかわホールでしかやらないコンサートもいくつかあるぞ、という意味でしょうか。ということは、他でも(東京でも)やるものもある、と理解してよいのか。

目が釘付けになったのは、11月29日。「竹澤恭子ヴァイオリン・リサイタル」の一行。その右に虫眼鏡で見なければ判読できないような小さな字で、ピアノ:小川典子、と読める。

なに、竹澤/小川のヴァイオリンとピアノによるデュオ・コンサートだな、こりゃ。ニューヨーク本拠の竹澤 vs ロンドン本拠の小川、名古屋で激突。ということで、ここでしかやらないコンサートなら行くしかないのか。

オーケストラのみならず、室内楽までもが関西に主導権を奪われるのであろうか。

両ホールとも、まだホームページには何も載せていません。ときどきクリックして情報を早めに仕入れないといけませんな。

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