オークスの枠順

今朝発表されたオークスの枠順
01 サフィラズ・ファイア Saphira’s Fire
02 ミラクル・シーカー Miracle Seeker
03 クローワンス Clowance
04 セイル Sail
05 アイス・クイーン Ice Queen
06 ケイプ・アンバー Cape Amber
07 ティファニー・ダイアモンド Tiffany Diamond
08 ラッシュ・ラッシズ Lush Lashes
09 ミチータ Michita
10 ムーンストーン Moonstone
11 カティーラ Katiyra
12 シュガー・ミント Sugar Mint
13 ルック・ヒア Look Here
14 チャイニーズ・ホワイト Chinese White
15 セイヴディスダンスフォーム Savethisdanceforme
16 アドアド Adored
最終的には以上の16頭が出走します。
ずっ~と本命に支持されてきたラッシュ・ラッシズが1番人気になる模様で、丁度真中の8番枠も絶好でしょう。人騒がせなボルガー調教師、出るか出ないか直前までヤキモキさせていましたが、出走に踏み切りました。ダービー馬ガリレオ産駒で、血統的背景も充分。ヨークのミュジドラの勝ち方が評価されての1番人気ですね。
ミュジドラで2着に入ったケイプ・アンバーもトライアルを叩いて本格化、ここでも勝負になるかも知れません。チャップル=ハイアム師はスペンサー騎手とのコンビで雪辱を期します。
2番人気にはチャニーズ・ホワイトが浮上してきましたね。ウエルド師と同厩のフェイマス・ネイムが先週のフランスダービーであわやの惜敗。厩舎の波ってバカになりませんから。
チャイニーズホワイトはまだ2戦しかしていませんが、その2勝とも内容が良く、特に前走ゴウラン・パークでのリステッド・レースで注目された馬です。
キネーンが騎乗するオックス厩舎のカティーラが3番人気になるでしょう。アイルランドの1000ギニートライアルこそ2着でしたが、2戦1勝と未知の魅力。
以上の3頭は全てアイルランド勢ですから驚きですが、アイルランドと言えばオブライエン厩舎。今年のオークスには6頭を参加させます。正にオブライエン軍団。内訳はアルファベット順に、アドアド、アイス・クイーン、ムーンストーン、セイル、セイヴディスダンスフォーム、ティファニー・ダイアモンドですね。
主戦ムルタ騎手が選んだアドアドの人気が上がってきましたが、ガリレオ牝馬でブルーウインド・ステークスに勝った4戦2勝。
軍団で最も高い実績はセイヴディスダンスフォームでしょうが、チェシャー・オークスに勝ったセイルも不気味です。なんたって先般種牡馬から引退したサドラーズ・ウェルズの仔ですから。
肝心の地元イギリス勢は形勢不利ですが、チャールトン厩舎のクローワンスがデットーリの騎乗を得て、巻き返しを計っています。モンジュー産駒ですし、3戦2勝、3歳になってから連勝してますからね、まだまだ上昇の余地あり。
あとはリングフィールドのトライアルで1・2着したミラクル・シーカー(コックス厩舎)とルック・ヒア(ベケット厩舎)、プリティー・ポリー・ステークスに勝ち、追加登録料を支払って急遽参加してきたサフィラズ・ファイアあたりでしょうか。
ウ~ン、本命不在というか、迷いますねぇ。
そうそう、金曜日には古馬のGⅠ、コロネーション・カップも行われます。ダービー、オークスと同じ距離とコース。
こちらも枠順が発表されていますが、詳しくは書きません。ニューマーケットでジョッキー・クラブ・カップに勝ったゲッタウェイが1番人気になるでしょうが、オブライエン厩舎のソルジャー・オブ・フォーチュン Soldier of Fortune が凱旋門賞以来久々に登場します。去年のアイルランドダービー馬ですね。
それに去年の凱旋門とキングジョージでいずれもディラン・トーマスの2着に入ったユームザイン Youmzain 。役者が揃って、中々質の高いGⅠ戦になりそうな気配です。こちらも目が離せません。

 

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