ダービーの枠順
昨日のオークスに続いて、今日はダービーの枠順です。発走は土曜日、現地時間の午後4時。馬場は good to soft になる予想。最終登録18頭のうち、ブロンズ・キャノンが取り消して17頭立てで行われます。
01 アレッサンドロ・ヴォルタ Alessandro Volta
02 ブーゲロー Bouguereau
03 ニュー・アプローチ New Approach
04 リヴァー・プラウド River Proud
05 タジャウィード Tajaaweed
06 カーテン・コール Curtain Call
07 メイドストーン・ミックスチャー Maidstone Mixture
08 カンダハール・ラン Kandahar Run
09 バシュキロフ Bashkirov
10 カジュアル・コンケスト Casual Conquest
11 キング・オブ・ローム King of Rome
12 アラン・デヴォンシャー Alan Devonshire
13 ドクター・フレマントル Doctor Fremantle
14 タータン・ベアラー Tartan Bearer
15 フローズン・ファイア Frozen Fire
16 ワシントン・アーヴィング Washington Irving
17 リオ・デ・ラ・プラタ Rio de La Plata
エプサム競馬場紹介日記でチラッと触れたように、月曜日になって急遽ニュー・アプローチの参戦が伝えられたことで今年のダービーは騒然としてきましたね。今の予想では2番人気になりそうですが、賭け金が殺到しているようで、最終的にはどうなるか判りません。
そもそもニュー・アプローチはレースホース2007のエッセイにも書かれていたように、血統的な背景からは2000ギニーよりダービー向きの馬。ここに出て来て当然という感じがしますけどね。
血統よりも問題なのは、この馬の走りのスタイル。自分でペースを作り、他馬のスタミナをなし崩しに使わせてしまってそのまま流れ込むタイプですから、果してそれがエプサムの難コースでも通用するか、ということでしょうねぇ。マニング騎手の腕の見せ所。プレッシャーは相当なものだと思います。今回は先手を取らず、中団辺りにつけるかもね。
ずっと1番人気を維持してきたカジュアル・コンケスト、レパーズタウンのダービー・トライアルを圧勝して2戦2勝。そのまま無敗のダービー馬誕生となりますか・・・。ギリギリまで態度を明確にしなかったウェルド師、結局は追加登録料を支払って出走します。1番人気のままスタートを迎えるでしょうか。
ニュー・アプローチ参戦で気分的には楽になったかも知れないのはカーテン・コールでしょうかね。3番人気に落ち着くでしょう。この馬はノッティンガムのコンディション・レースに勝った実績だけですが、このレースこそ、本来ならエプサムで行われる筈だったブルー・リバンド・トライアルの代替レースだったんですよね。サドラーズ・ウェルズ産駒というのが如何にも不気味です。
続いては何と言ってもスタウト厩舎の三羽烏でしょう。ダンテ・ステークスに勝ったタータン・ベアラー、ディー・ステークスのタジャウィード、そしてチェスター・ヴェイズのドクター・フレマントル。どれが勝ってもおかしくありません、よね。
特にドクター・フレマントルは当初アイルランド狙いと考えられていましたが、これも追加登録してきました。
例によってオブライエン軍団は5頭出し。これもアルファベット順に、アレッサンドロ・ヴォルタ、バシュキロフ、フローズン・ファイア、キング・オブ・ローム、ワシントン・アーヴィング。
ムルタ騎手の選択はキング・オブ・ロームでした。リングフィールド・ダービー・トライアルは2着でしたが、モンジュー産駒、魅力ありますね。同じモンジュー産駒でリングフィールドを制したアレッサンドロ・ヴォルタにはへファーナンが騎乗します。
他ではセシル師が5頭目のダービーを狙うカンダハール・ラン、去年に続いてダービー連覇を狙うデットーリ騎乗のリオ・デ・ラ・プラタ、仏2000ギニーで驚異の末脚(結果3着)を爆発させ、追加登録料を支払ったリヴァー・プラウド。
ダービーもオークス同様、多士済々と言ったところでしょう。
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