ブルーノ・ワルター指揮ニューヨーク・フィル(7)
ワルターがニューヨーク・フィルの指揮台に最も多く立った1948-1949年シーズンの記録です。
1948年12月2・3・5日 カーネギーホール
ブラームス/悲劇的序曲
ブラームス/運命の歌
マーラー/交響曲第2番
指揮/ブルーノ・ワルター
ソプラノ/ナディーヌ・コンナー
アルト/ジーン・ワトソン
合唱/ウェストミンスター合唱団
(5日は悲劇的序曲を省略)
1948年12月9・10日 カーネギーホール
ハイドン/交響曲第86番
デロ・ジョイオ/変奏曲、シャコンヌとフィナーレ
ブルックナー/交響曲第4番
指揮/ブルーノ・ワルター
1948年12月12日 カーネギーホール
メンデルスゾーン/真夏の夜の夢~序曲、夜想曲、スケルツォ
ハイドン/交響曲第86番
ヴォーン=ウイリアムス/タリスの主題による幻想曲
R.シュトラウス/交響詩「死と変容」
指揮/ブルーノ・ワルター
1948年12月14日 モスク劇場(ニュー・ジャージー)
メンデルスゾーン/真夏の夜の夢~序曲とスケルツォ
ヴォーン=ウイリアムス/タリスの主題による幻想曲
R.シュトラウス/交響詩「死と変容」
ブラームス/交響曲第2番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年2月24・25・27日 カーネギーホール
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ベートーヴェン/交響曲第1番
ベートーヴェン/交響曲第3番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年3月3・4・6日 カーネギーホール
ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第2番
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第5番
ベートーヴェン/交響曲第2番
指揮/ブルーノ・ワルター
ピアノ/クリフォード・カーゾン
1949年3月10・11・13日 カーネギーホール
ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番
ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲
ベートーヴェン/交響曲第8番
指揮/ブルーノ・ワルター
ヴァイオリン/エリカ・モリーニ
1949年3月17・18日 カーネギーホール
ベートーヴェン/交響曲第4番
ベートーヴェン/三重協奏曲
ベートーヴェン/交響曲第7番
指揮/ブルーノ・ワルター
ピアノ/ワルター・ヘンドル
ヴァイオリン/ジョン・コリリアーノ
チェロ/レナード・ローズ
1949年3月20日 カーネギーホール
ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第1番
ベートーヴェン/交響曲第4番
ベートーヴェン/交響曲第7番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月5日 ブッシュネル・メモリアル・ホール(コネチカット)
ベートーヴェン/「プロメテウスの創造物」序曲
ベートーヴェン/交響曲第1番
ベートーヴェン/交響曲第3番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月7・8・10日 カーネギーホール
ベートーヴェン/「プロメテウスの創造物」序曲、アダージョ-アレグロ・モルト、アレグレット・フィナーレ
ベートーヴェン/交響曲第6番
ベートーヴェン/交響曲第5番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月14・15・17日 カーネギーホール
ベートーヴェン/「コリオラン」序曲
ベートーヴェン/演奏会用アリア「ああ、裏切り者め」
ベートーヴェン/交響曲第9番
指揮/ブルーノ・ワルター
ソプラノ/エレアノール・シュテーバー
アルト/ナン・メリマン
テノール/ラウール・ジョビン
バス/マック・ハレル
合唱/ウェストミンスター合唱団
(17日は演奏会用アリアを省略)
《春のツアー・1949》
1949年4月26日 ロアノーク(ヴァージニア)
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ドヴォルザーク/交響曲第8番
ブラームス/交響曲第1番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月27日 ブルーミントン(インディアナ)
ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲
ワーグナー/ジークフリート牧歌
シューベルト/交響曲第9番「ザ・グレイト」
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月28日 シンシナティ(オハイオ)
ベートーヴェン/序曲「レオノーレ」第3番
ベートーヴェン/交響曲第6番
ベートーヴェン/交響曲第5番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月29日 トレド(オハイオ)
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ベートーヴェン/交響曲第1番
ベートーヴェン/交響曲第3番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年4月30日 ピッツバーグ(ペンシルヴァ二ア)
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ドヴォルザーク/交響曲第8番
ブラームス/交響曲第1番
指揮/ブルーノ・ワルター
1949年5月1日 ワシントンDC
ベートーヴェン/「エグモント」序曲
ドヴォルザーク/交響曲第8番
ベートーヴェン/交響曲第6番
指揮/ブルーノ・ワルター
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何と言っても1949年シーズンのベートーヴェン・ツィクルスが話題でしょう。
春のツアーは4月18日から5月1日まで全米を回ったもので、前半をストコフスキー、後半をワルターが受け持ち、間の一日・4月25日だけバーンスタインが振っています。
これは1948年9月の「秋のツアー」とセットになっていまして、そちらは全てストコフスキーが指揮しました。
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