日曜日はジャック・ル・マロワ
明日ドーヴィル競馬場で行われるジャック・ル・マロワ賞、レースが終わってから報告する予定でしたが、武豊がナタゴラに騎乗するというニュースが入ってきましたので、些か緊急レポートになります。
ジャック・ル・マロワ賞(GⅠ、3歳上、1600メートル)の枠順。
01 シンダジャン Sindajan
02 ラシンガー Racinger
03 メジャー・カドー Major Cadeaux
04 ナタゴラ Natagora
05 タマヤズ Tamayuz
06 アルカディアズ・アングル Arcadia’s Angle
07 サージュブール Sagebourg
08 ランナウェイ Runaway
以上の8頭立てです。武豊がナタゴラに騎乗するのは大注目ですが、事情はこういうこと。
ナタゴラの主戦騎手はもちろんクリストフ・ルメールですね。しかしルメールはニアルコス・ファミリーの馬に優先的に騎乗する契約があるため、今回のジャック・ル・マロワでは同じパスカル・ベイリー厩舎のアルカディアズ・アングルに騎乗します。言うまでもなくニアルコス・ファミリーの持ち馬。
そこでベイリー師、丁度前日のドーヴィルでも騎乗する武に白羽の矢を立てたわけ。“ユタカは一流のジョッキーですから、良い仕事をしてくれるでしょう”とのコメント。
ナタゴラに勝機はあるのか、と言われると、やや難しいかも。距離の1マイルは問題ありませんが、ここは古馬が相手。ダービーでは男馬に伍して3着、前走ロッシルド賞は古馬相手に3着。やや荷が重いかもしれませんが、果敢な挑戦には拍手。ここで武が勝利に導くようなことになれば、人馬共に更に評価が上がるでしょう。期待。
通常に考えれば、ここはジャン・プラ賞を制したヘッド厩舎のタマヤズが中心。ペースメーカーとしてラシンガーを使って万全です。
あとはイギリスから挑戦するメジャー・カドーも注意。前走サセックス・ステークスは格上げ初戦ながらヘンリーザナヴィゲイターの3着は大健闘。ここも相手が強い感は否めませんが、惑星の1頭でしょうね。
ということで、小頭数ながら見所満載。レースをナマ中継してくれるテレビ局はないのか!!
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