メット・ライブビューイングに戻って来た
書くつもりは無かったけれど、書いちゃいました。ジャンルは迷って音楽一般。メット「が」戻ってきたのじゃなく、「に」戻って来たというのは、以前は良く映画館に通ったりワウワウに加入して楽しんでいたメット・ライブビューイングから暫く遠ざかっていたから。たまたま2018-2019シーズンの予告を見ていたらアラーニャ/ガランチャの「サムソンとデリラ」があったので、懐かしくなった次第。このコンビで見た「カルメン」に驚愕、遂にはDVDも買ってしまいましたっけ。
あれは何年前、確か2009年頃だったと記憶しますが、当時は川崎で見たものです。最近は品川の映画館でも上映されているようで、拙宅から品川は一駅。電車賃もいくらか安いので、初めてTジョイPRINCE品川という映画館に出掛けました。
ネットで映画館の会員登録をし、希望日の座席をクリックして予約。指定したメールアドレスにQRコードが送付されてくるので、現地で発券機を操作すれば簡単。料金はもちろんクレジット決済。私のような老人でもサクサクと操作できましたが、以前はこんなシステムあったかしら。窓口に並んでチケットを現金で購入した記憶があります。スマホにQRコードを読み込むという方法もあり、さすがにキャッシュレス時代ですな。
この日は上映開始2日目、メットが上映されるシアターは失礼ながらガラガラでした。窓口で総合プログラムを1400円で購入。1シーズン分の演目紹介が掲載されています。
サムソンとデリラの解説は奥田佳道氏。氏が上映前に解説することもあるようで、アイーダでは解説があったとのこと。残念ながらこの日は無し。時間通りに本編が始まりました。
映画の進行は以前と全く変わっていないように思います。事前にタイム・スケジュールが配られるのが真新しい事かな。第1幕と第2幕の前後に舞台裏インタヴューがあるのが楽しみ。本来ならニューヨークに遠征して見るのが筋でしょうが、舞台裏インタヴューなどは現地では絶対に経験できないし、歌手の表情大写しもライブビューイングならではのこと。
今回の案内役はスーザン・グラハムで、名物合唱指揮者パランボの話が聞けたのは嬉しかったなぁ~。前回のカルメンでは客演指揮者だったネゼ・セガンが、今やメットの音楽監督というから時代の流れを感じます。
オペラの内容、興味ある方は近所の映画館で見てください。予告編を見たり、総合案内を読んでいると全部行きたくなっちゃうのがマズイぞ。次の西部の娘にはカウフマンが出るし、マーニーという現代モノには鵠沼で聴いたイェスティン・デイヴィスも登場する。うん、マズイぞ、マズイ。
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