ディミトリ・ミトロプーロス指揮ニューヨーク・フィル(9)

第108シーズンのミトロプーロス、残りは4月定期の数回なので纏めてしまいましょう。
1950年4月13・14日 サントリーホール
 メンデルスゾーン/序曲「ルイ・ブラス」
 シューベルト/交響曲第2番
 シェーンベルク/ワルシャワの生き残り
 シュールマン/チェロ協奏曲(世界初演)
 シャブリエ/楽しい行進曲
 シャブリエ/歌劇「いやいやながらの王様」~ポーランドの祭
  指揮/ディミトリ・ミトロプーロス
  チェロ/レナード・ローズ
  ナレーター/アドルフ・アンダーソン
  合唱/プリンストン大学チャペル合唱団(指揮/カール・ワインリッヒ)
1950年4月16日 サントリーホール
 メンデルスゾーン/序曲「ルイ・ブラス」
 シューベルト/交響曲第2番
 ワーグナー/歌劇「タンホイザー」序曲
 イベール/寄港地
 シャブリエ/楽しい行進曲
 シャブリエ/歌劇「いやいやながらの王様」~ポーランドの祭
  指揮/ディミトリ・ミトロプーロス
1950年4月20・21・23日 サントリーホール
 チャシンズ/Period Suite(23日は4曲のみ)
 シベリウス/交響曲第4番
 R.シュトラウス/家庭交響曲
  指揮/ディミトリ・ミトロプーロス
1950年4月22日 サントリーホール
 チャシンズ/Period Suite
 ショパン/ピアノ協奏曲第1番
 R.シュトラウス/家庭交響曲
  指揮/ディミトリ・ミトロプーロス
  ピアノ/レオニード・ハンブロ
          **********
4月20日から演奏されたチャシンズ Abram Chasins (1903-1987) は、ニューヨーク生まれでニューヨークに没した典型的ニューヨーカー。作曲の他にピアニストとしても活動していました。
 この作品が演奏された当時は、ニューヨーク・ラジオ・ステーションの音楽監督だったそうです。ピアノ協奏曲2曲などの外、音楽に関する著作も残されています。
 SP時代には、自身の演奏でピアノ作品がマーキュリーにいくつか録音されていました。
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