常勝、アンドレ・ファーブル

フランス夏競馬の祭典、ドーヴィル競馬場も残り1週間となりましたが、その前の火曜日に行われたのがノネット賞 Prix de la Nonette (GⅡ、3歳牝、2000メートル)。good の馬場に6頭が出走してきました。
このレースのトライアルに相当するプシケ賞(GⅢ)に勝ったタサデイ Tasaday が1対2の断然人気に支持されていました。

2連勝中ながらやや格下、前走ではタサデイに騎乗したブードー騎手が乗るシルジャンズ・サガ Siljan’s Saga の逃げを2番手でマークしたタサデイ、これを内から捉えると、外から追い込むスパークリング・ビーム Sparkling Beam を2馬身抑えての楽勝です。1馬身4分の1差で吉田照也氏のエリューセラ Eleuthera が3着。
この1・2着はプシケ賞と同じで、前走では5ポンド差あった両馬の負担重量差(スパークリング・ビームの方が重かった)は、今回は同斤量。着差は前回2馬身半であったものが今回は2馬身と、ほぼ実力通りの結果になっています。

タサデイはアンドレ・ファーブル厩舎、マクシム・グィヨン騎乗。このコンビは去年のロマンティカ Romantica と同じコンビで、2連覇となります。またファーブル師にとっては7勝目、師の圧倒的な強さを讃えてか、レーシングポスト誌のレポートは、「世の中に確実なものを三つあげれば、一に死、二に税金、三にファーブル」と皮肉すら混じっていました。
去年の覇者ロマンティカは、二日前にジャン・ロマネ賞に勝ったGⅠホースになったばかり。
更に血統面での話題では、1・2着は共にナイェフ Nayef 産駒であること。ミスター・プロスペクター Mr. Prospector 系ガルチ Gulch の仔で、GⅠ4勝馬。チャンピオン・ステークス、ジャドモント・インターナショナルなど、ノネット賞と同じ2000メートルを得意とした種牡馬です。

Pocket

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です