凱旋門賞の枠順

日本でも既に報じられていますが、日曜日に行われる凱旋門賞の枠順が以下のように発表されました。
最終登録を済ませた19頭から、出走を取り止めたのはザ・フューグ The Fugue 1頭、全18頭で争われます。

01 ヴェリー・ナイス・ネーム Very Nice Name
02 メアンドル Meandre
03 ピリカ Pirika
04 ゴーイング・サムホェア Going Somewhere
05 リーディング・ライト Leading Light
06 ルーラー・オブ・ザ・ワールド Ruler Of The World
07 フリントシャー Flintshire
08 オルフェーヴル(Orfevre)
09 インテロ Intello
10 ペングレ・パヴィリオン Penglai Pavilion
11 キズナ(Kizna)
12 ノーヴェリスト Novellist
13 オコヴァンゴ Ocovango
14 ジョシュア・トゥリー Joshua Tree
15 トレーヴ Treve
16 サハワール Sahawar
17 ハヤ・ランダ Haya Landa
18 アル・カジーム Al Kazeem

注目のオルフェーヴルは絶好の8枠。去年は大外枠も敗因の一つと見做されていましたから、今年は勝ってくれと言わんばかりの枠。当日も1番人気確実の期待に応えてくれると思います。
逆に言えば運は敗因にならないということ。これで負ければよほどのことでしょう。

2番人気はノーヴェリストとトレーヴが競っていますが、トレーヴにとっては外となる15番枠と、騎乗が決まっていたデットーリが水曜日にノッティンガムで落馬、足首の怪我で今シーズンを棒に振ることに。デットーリ自身も前走が初騎乗でしたが、やはり直前の交替は決して良いニュースではありません。これまでコンビを組んでいたティエリー・ジャルネが騎乗するのは、不幸中の幸いか。

武豊の夢を載せるキズナは、4番人気に推される勢い。11番枠はギリギリ可能性がありそうですし、後方から追い込む同馬にはむしろラッキーかも。
他は全て単勝10倍以上のオッズになると予想されますが、やはり注目はオブライエン厩舎の2頭。共に3歳馬で負担重量が軽く、主戦のジョセフ・オブライエンは騎乗叶わず。ルーラーにはムーア、リーディング・ライトにはモッセが騎乗します。

以上、誰が見ても今年の凱旋門賞は日本馬が勝つ公算が大きく、枠順からも可能性は更に高まったと言えそうですネ。
しかし競馬はやって見なれば判らないのも事実。すんなり決まることを願うしかありません。

ところで当ブログが結果をレポートできるのは、早くても月曜日の午前中。レース自体は衛星ナマ中継されますから、速報を待っている方はそちらで。
この日は凱旋門以外にもGⅠが6鞍。これらは日本では間違っても報道されないでしょう。クラシカル・ウォッチは寧ろそちらに力点を置いてレポートする積りです。

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