パピリオ・クストゥス夏型♂

マルコフスキはかなりハードだった。資料を捜すのに手間取ったし、ポーランドの地名も人名も何と読むのか判らん。そのまんまアルファベットと思ったけれど、Lにスラッシュなどは表示できないし、LではなくWの発音になる(らしい)。ルトスラフスキでなく、ルトスワフスキ。

雨が降りそうで降らない。今のうち、と考えて近場を散策。アゲハチョウの夏型を何頭か見る。どれも新鮮な♂、羽化したてと見えて、あまり遠くまで飛ばずに葉上で休んでいる。新鮮な個体は真に美しい。

蘇峰を覗いたら、人が誰もいず、静かなもの。蝶の姿はモンシロチョウとヒメジャノメだけ。
今は春の蝶がスッカリ終わり、夏に向けて芋虫毛虫の状態。そのほとんどは子育て中の鳥たちの食糧である。自然というのは実に上手く出来ていて、大切な次期に必要なものが揃う仕組み。こういうシステムを壊してはいかんよ。
巧く鳥の目を誤魔化したものが、さっき見たアゲハの♂というわけ。

植物もスッカリ梅雨時の顔が揃った。アジサイ、ナツツバキ、ナンテン、ビョウヤナギ、ホタルブクロ、ツユクサ、ユキノシタ、ドクダミ・・・。
あとは雨を待つばかり。

蘇峰はカラスが子育て中で、隙あらば襲わん構え。長居は無用と退散する。
帰ったら遠雷が響いて、ザッと雨が降り出した。そろそろ入梅かな。

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