女の年

いやー、笑ってしまいましたよ。
昨日ベルモント・ステークスが行われていたことをコロッと忘れていて、今ネット競馬新聞で結果をチェックしたところ。
アメリカの競馬はあまり馴染みがないのですが、いわゆる3冠レースが5月初旬から6月中旬までの5週間ほどで全部やってしまう位なことは知っています。3冠、即ちケンタッキー・ダービー、プリークネス・ステークス、ベルモント・ステークスですね。競馬場は全て違う。最後のベルモントはニューヨークのベルモント競馬場です。
従って3冠馬が出ることは極めて稀で、今年も既に最初の2冠は別の馬が勝っています。

牝馬にもこれに相当するレースがあるので、いわゆる3冠に牝馬が勝つことは、3冠以上に可能性が低い。
ところが今年はそれが実現してしまったのであ~る。その馬はラグス・トゥー・リッチズ。
レースそのものは見よ、これだ。

http://www.youtube.com/watch?v=sYFdCxSfNJk

ベルモント・ステークス139回の歴史の中で3頭目、実に102年振りの快挙とか。
2着のカーリンはプリークネスに勝った馬。
今年は日本でも牝馬のウオッカがダービーを制しました。同じことがアメリカでも起きたのですな。日米同時女パワー炸裂!

ラグス・トゥー・リッチズはサンタアニタ・オークスとケンタッキー・オークスに勝っていて、レース前から女傑の評判高く、敢えて男共に挑戦して来たらしいんですよ。事前のプロモーション・ビデオも作っていたというから、さすがアメリカ。

http://www.youtube.com/watch?v=54eKuXHg8wk

これ、いい女(馬)ですね。白面といって真っ白く太い鼻筋が通っている、いかにも美人。スターになる要素は十分以上。人間様の女共、いや失礼、女性の皆様のアイドルに祭り挙げられること間違いなし。
名前がいい。Rags to Riches、「貧乏から金持ちに」という意味じゃござんせんか。
今年は女の年!!! これ、決まりです。

 

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