Classic Weekend
いよいよ今週末はオークスとダービーです。もう終わったじゃないか、などと言わないで下さい。英国の話です。
6月1日・金曜日の16時05分スタートがエプサム・オークス。
6月2日・土曜日の16時20分スタートがエプサム・ダービーです。
もちろん現地時間のことで、日本では何時かな。かつて観戦に態々エプサムダウンズまで出掛けたことがあるので、何となく落ち着きませんね、この時期は。
オークスは圧倒的本命はいないようです。もう出馬表が発表になっていて、14頭立て、一応人気はパッセージ・オブ・タイム。
懐かしいヘンリー・セシルが調教している馬ですね。セシルはかつて大レースを総なめするほどの大厩舎でしたが、今は凋落、往年の面影はないようです。
ですが、最近は勝鞍も上がってきたようで、もし勝てば7年振りのエプサム・クラシックになります。応援しましょう。
パッセージ・オブ・タイム、4戦3勝でミュジドラ・ステークスに勝ったばかり、キャリアに不安はあります。
ダービーは、オーソライズドに人気が被っているようです。前走のトライアル、ダンテ・ステークスを圧勝して人気になっていますが、僅かに3戦2勝でしょ。オークスの本命よりもキャリアが浅い。大丈夫なんか、と心配してしまいますが、イギリスでは普通のことですからね。
騎乗するデットーリが何故かダービーに勝てない、という不安もありますが、名手ですから問題にはならんでしょ。
ここ25年で1番人気がダービーに勝った確立は36%、去年のヴィシンダーは5着でしたが、その前の2年は本命がキッチリ勝っていますね。要するに勝てば本物なんです。
ダービーはそれほど荒れませんね。最近の25年で最も高い配当だったのが、1998年のヒル・ライズ、20対1でした。
アイルランドのエイダン・オブライエン調教師が8頭も出走させるのも話題になっています。騎手を手配するのも大変ですな。
アカプルコ、アドミラルオブザフリート、アントン・チェーホフ、アーキペンコ、イーグル・マウンテン、マーラー、ソルジャー・オブ・フォーチュン、イエローストーン。アーキペンコに一番可能性がある模様。
個人的にはマーラーとかアントン・チェーホフなんか面白いですが、どっちも33対1。夢のまた夢という確立ですが、競馬ばかりはやってみなきゃ分かりません。
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