凱旋門賞・枠順発表!

明日の凱旋門賞、いよいよ枠順が発表されましたね。でもその前に、ニューマーケットからのニュースです。
金曜日、ニューマーケットでは2歳馬の大レースが二つ行われました。どちらも6ハロンのGⅠ戦です。来年のクラシックを占う大切なレース。

まず牝馬だけによるチーヴリー・パーク・ステークス。14頭が出走してきましたが、1番人気に推されたのはヴィジット。ところがヴィジットは8着に惨敗してしまいます。
チーヴリー・パークを制したのは、フランスから挑戦してきたナタゴラ Natagora 。以前にこの日記でも紹介した芦毛の快速馬ですね。スタミナを疑問視されていましたが、ここは6ハロン、スピードが違いました。2着は首差でフリーティング・スピリット。
ナタゴラは母系はそれなりのスタミナもありますが、父のディヴァイン・ライトが完全なスプリンターだっただけに、1000ギニーでは再度スタミナが問題になるでしょう。
騎手はルメール、調教師はベイリーさんです。えっ、ベイリー、と気が付かれた方も多いと思いますが、凱旋門にはザンベジ・サンで臨みます。自信満々みたいで怖いですし、幸先の良い結果。
実はベイリーさんにとって、今回がイギリスでの初勝利だそうですね。何度か有力馬を送り込んできましたが実らず、嬉しい初勝利。
こういうことがあると、凱旋門でも人気が一つ上がりますね。ザンベジ・サン、要注意!

もう一つのミドル・パーク・ステークス。こちらは牡馬も牝馬も出走できるんですが、チーヴリー・パークが同じ日にあるので、普通は牡馬だけです。今年もそう。
こちらは9頭が顔を揃え、1番人気に推されたサー・ジェリーが、偶然にもチーヴリー同様8着惨敗。
勝ったのはダーク・エンジェル Dark Angel 、2着は2分の1馬身でストライク・ザ・ディールでした。
調教師はバリー・ヒルズさん、騎手は息子のマイケル・ヒルズくんです。

さて凱旋門賞の枠順、次の通りです。括弧内は騎手。あ、馬券を買う方、日本とは違って登録番号で買うんですから間違えないように。といっても、この日記見てから買う人なんていませんがネ。
最終的には12頭、少ないですね。少数精鋭。その分、紛れが少ないのも事実。

01 ドラゴン・ダンサー(ホランド)
02 サデックス(ムンドリー)
03 マンデシャ(スミオン)
04 ユームザイン(ヒューズ)
05 ソルジャー・オブ・フォーチュン(ムルタ)
06 ディラン・トーマス(ファロン)
07 ソング・オブ・ハイアワサ(マッケーブ)
08 ザンベジ・サン(パスキエ)
09 イエローストーン(スマーレン)
10 ゲッタウエイ(ペリエ)
11 サガラ(ジレ)
12 オーソライズド(デットーリ)

まぁ、実績から判断して03、05,06、08、12の5頭の中から勝馬が出るんでしょうねぇ。全部こけたら大番狂わせ。
日曜日、現地時間の15時40分、すたぁ~とぉぉぉッッ!!!!

 

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