アプリコ・ニューイヤー

午後は蒲田でコンサートを聴いてきました。アプリコ・ニューイヤー・コンサート2007。
幸田浩子&福井敬 with フランツ・リスト室内管弦楽団というサブタイトルがついています。
これを選んだのは、家内がリストのハンガリー狂詩曲第2番を聴きたい、と突然言い出したから。何故かは知らないけれど、チラシを見ていて発見した物です。こういうコンサートは積極的に聴く方ではないのですが、これは当たりでしたよ。

プログラムを500円で売っていましたが、態々買うほどもないのでパス。従ってフランツ・リスト管弦楽団がどういうものかは分かりません。
メンバーは全て弦で、編成は5-4-3-3-1。全部で16人。だから管弦楽ではなく弦楽合奏。正しくは「弦弦楽団」ですよ。
別にケチを付けるのじゃないですよ。恐らくハンガリーの人たちでしょう。上手いもんです。独特のルバートがピタリと嵌るし、もともと理屈抜きに楽しむ音楽ですから、皆ニコニコして聴いていました。

曲目は、
ヨハン・シュトラウス/こうもり序曲
ヨハン・シュトラウス/春の声(幸田)
ヨハン・シュトラウス/ピチカート・ポルカ
レハール/微笑の国~君こそわが心の全て(福井)
ブラームス/ハンガリー舞曲第2・3・4・7・6番
休憩
リスト/ハンガリー狂詩曲第2番
ヨハン・シュトラウス/こうもり~伯爵様(幸田)
ジーツィンスキー/ウィーン、わが夢の街(福井)
レハール/メリーウイドウ~ヴィリアの歌(幸田)
ロンバーグ/学生王子~セレナーデ(福井)
ヨハン・シュトラウス/ポルカ「浮気心」
ヨハン・シュトラウス/ウィーン気質~二重唱(幸田・福井)
というもの。

このプログラムならアンコールはあれに決まってるでしょ。で、その通り。
福井敬のワンマンショーみたいな気がしないでもなかったけれど、お正月らしい一刻でしたね。
リストを楽しんだ家内も大満足。
今日は聴衆の反応が凄く良かったですね。舞台もそれに乗った感じ。蒲田の聴衆も随分成長しました。これなら5月の読響も安心して聴けそうです。

さてこれでお正月気分もお仕舞い。明日、いや次のコンサートからは新たな気持ちで臨みましょうぞ。
来週は川崎ミューザのベルリン・フィル八重奏団、次の週は読響定期・都響定期・日本フィル定期と飛び石。最終週は晴海でクァルテット・エクセルシオの英国プロだぞ。
風邪をひかないように・・・。

 

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