アスリートたちの聖地

競馬ネタ

競馬、といっても暇潰しに限りなく近いネタです。

昨日の日記にN響の放送について書きましたが、あれを見終わった日曜日の昼前、録画を即消去しました。テレビのスイッチを切ろうと立ち上がったとき、画面に競馬場が映っているではありませんか。それも府中や中山じゃなく、明らかにヨーロッパの競馬場。
で、そのまま暫く見ていたら、ロンシャン競馬場であることが判明しました。これは何の番組であるか、をリモコンをポチョポチョ押してみると、ワウワウのオリジナル制作らしい「アスリートたちの聖地」という1時間もの。どうやら毎週日曜日の午前11時から正午まで放送されているようです。

そのまま漠然と見ていると、19世紀フランスの名馬・グラディアトゥールを紹介しています。何故かというと、この馬の銅像がロンシャン競馬場の正面入口に堂々と鎮座しているから。この馬はフランス競馬の象徴なんです、ハイ。

次は、フランスには競馬場が240以上もあること。障害レースやトロットも盛んで、人気は平場競走を凌ぐほどだ、ということなどが紹介されていきます。トロットとは何か、という解説も。

更には第二次世界大戦中のエピソード。ナチ・ドイツ占領下のパリでも競馬開催だけは許可され、パリジャン・パリジェンヌたちは目一杯正装して競馬観戦を楽しんだのですなぁ。
そうした中、競馬開催中に連合国軍の空爆がロンシャンを見舞ったことがあります。レースの最中、死者も出たし、多くの観客が負傷しました。
ビックリ仰天なのは、死者や負傷者を収容した僅か1時間半後には競馬が再開され、何事も無かったようにレースが継続されたこと。日本じゃ有り得ませんね。
番組では、いかに競馬がフランス人にとって大切か、どれほどフランス人が競馬を愛しているかを強調していました。

最後は日本との関係。凱旋門賞だけは未だ日本の馬が制覇していないことを、2着に入ったエルコンドルパサーのレースを紹介しながら、海老名ジョッキーのインタヴューを中心に放送していました。

即ち、「競馬人」にとって、「聖地」はロンシャン競馬場(特に凱旋門賞)ということのようです。果してそうかどうかはノーコメントですが、ギャンブルという視点ではなく、競馬にスポットを当てたものとしては珍しい番組でした。
後半しか見ませんでしたが、前半は何をやったのかなぁ。再放送あるのかなぁ。たまにはテレビ番組表というのもチェックしてみようかしら。

あ、この番組、来週は「国技館」だそうです。わたしゃ見ませんよ。

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