ロッソ・コルサ、って何?

前日トレーヴのパフォーマンスに沸いたフランス、仏ダービーを前日に控えた昨日はロンシャン競馬場でパレ=ロワイアル賞 Prix Palais-Royal (GⅢ、3歳上、1400メートル)が行われました。good の馬場に11頭立て。
前走ニューマーケットの2000ギニーに挑戦して9着だった3歳馬のライド・ライク・ザ・ウインド Ride Like The Wind が2対1の1番人気。

しかし結果は大波乱でした。レース内容などのレポートは入っていませんが、終始内で先行していたブービー人気(47対10)のロッソ・コルサ Rosso Corsa が抜け出し、2番人気(29対10)のロベール・ル・ディアーブル Robert le Diable を短頭差抑えるサプライズ。1馬身差で5番人気(135対10)のコンプリメンター Complimentor が3着に入り、ライド・ライク・ザ・ウィンドは後方から追い込むも届かず4着に終わっています。
勝ったロッソ・コルサについて詳しい事は判りませんが、調教師はG・E・ミハリデスという方で、オーレリアン・ルメートルというジョッキーが騎乗していました。今年4歳ですが、2歳時は英国(シャノン厩舎)で走っており、チェスター競馬場で1勝。2歳の12月にどうやらカタールに売られていったようで、今年の2月まではドーハ競馬場がその主な舞台。3歳時に1勝し、今年の2月にもハンデ戦に勝っています。これまた想像ですが、ドーハ時代とは調教師の名前が違っているので、今年初めに現在の関係者に転売され、春からはフランスで走っています。これが今期5戦目、ドーハで2戦したあとシャンティー、英国のニューバリーと転戦し、旅慣れた馬のようですね。

 

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