カノコガ

今朝もカノコガに出遭いました。このところ朝の散歩でかなりの確立で遭遇する美しい蛾です。
子供の頃、初めて親に連れられて高尾山に登った時、たくさんいて驚いたのがカノコガ。その時に図鑑で調べて名前を識った記憶があります。
東京都内でも見かけたような気がしますが、私にとってはあくまでも山で見る蛾でした。
「日中草原を飛翔する」というのが図鑑の解説ですが、私が最近出遭うのは朝方の涼しいうち。
名前は文字通り「鹿の子」模様の翅が目立つからですが、誰でもハチだと思うでしょう。ある種のハチに擬態していることは明らかだと思います。
意外や食草はタンポポ。これなら都会にもたくさんあります。他にツメクサ、スギナ、スイバ、ギシギシもいけるそうですから、普通に飛んでいて不思議じゃありませんね。
6月が第1化、8月下旬から9月に第2化が出現するそうですから、これからの季節、タンポポで幼虫を探すのも一興でしょう。
日本には他にキハダカノコという別種があり、キハダ「黄肌」の名の通り、胴体が黄色いので区別できる由。こちらの食草はハコネウツギなんだそうです。

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