セントレジャー開催3日目
今週も忙しい。
ドンカスターの3日目はGⅡが二つ、ドンカスター・カップとフライング・チルダーズ・ステークスです。
これは何と言ってもドンカスター・カップでょう。2マイル4分の1という長丁場、メートルに換算すると3600メートルとチョッとになりますね。
1番人気に支持されたセプティマス Septimus が圧勝しました。電子新聞は上手いこと書いてますね。騎乗したジョニー・ムルタは終始セカンド・ギアでレースを進め、あと2ハロンでギアをトップに入れたところでレースは終わってしまった、と。
3歳のときにダービー候補に上がりましたが、本番で負傷、4歳になってからは4戦3勝と安定しています。やはり実力があったんですね。今回も2着ジョルディーランドに5馬身差をつけています。ペナルティーの3ポンドを余計に背負っていましたから、実際は着差以上の開きがあるでしょう。
そうそう、コース・レコード・タイムだったそうですね。
同じオブライエン厩舎のイェーツとどちらが強いんでしょうか。まだ対決したことがないので何とも言えませんが、いい勝負かも知れませんね。
この後ですが、メルボルン・カップに行く可能性もあります。ただオーストラリアは例の馬インフルエンザが蔓延していますから、遠征は微妙な段階ですね。
または凱旋門賞開催のロンシャン、ここではカドラン賞というステイヤーの頂上対決があります。こちらの可能性が高いかな。いずれにしてもイェーツとの一騎打ちが見ものになってきました。果たして実現するんでしょうか。どうする、オブライエンさん。
もう一つのGⅡは、2歳馬の5ハロン戦、フライング・チルダーズ・ステークス。競馬黎明期の名馬の名前を冠したレースですね。伝統の一戦。
こちらはフリーティング・スピリット Fleeting Spirit というよくありそうな名前の馬が勝っています。実績から1番人気に推されていたので、これも順当な結果でしょうか。
騎手はデットーリ、調教師はノセダさんです。
この馬の次走もロンシャンになりそうで、目標は2歳上のアベイ・ド・ロンシャン賞。例年通り多彩な顔ぶれが期待されています。
ところでこのレース、発走前に事故があったようですね。ペリエ騎乗のプラウド・リヌスという馬がティッシュペーパーに驚いて暴走、ペリエを振り落としてしまったようです。結局出走を取り消しましたが、大事には至らなかった由。この場面は映像には映っていませんので、確認は出来ませんが・・・。
この他にも昨日はアイルランドのカラ競馬場、フランスのシャンティー競馬場でも比較的大きいレースがあったんですが、そこまで追い切れてません。
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